マッチングアプリを利用している友人マナからの知らせで、夫のマサルがアプリを使って出会いを募っていることを知ったリンさん。今まで受けてきたモラハラや警察沙汰になった件をマナに話し、離婚の証拠集めに協力してもらえることに。
マナはマサルに直接会う約束を取り付け、その密会現場をリンさんは証拠として押さえることができました。
リンさんは夫のマサルに浮気の証拠、警察沙汰になった際の相談記録などを叩きつけ離婚を告げますが、マサルは「アプリは浮気じゃない」と非を認めず「絶対に離婚しない!」と言います。
翌日、マサルは浮気を謝罪し、離婚したくないとリンさんに土下座しました。しかしリンさんが離婚を決意した理由は浮気ひとつだけではありません。リンさんは思い描く未来にマサルの姿はないことや、マサルの機嫌を伺うのはもううんざりだと伝えます。
一旦離婚を受け入れたマサルですが、慰謝料を減額するよう頼み込む始末。リンさんが義母にすべてを話すことを交換条件にすると、自分の体裁が大事なマサルは何やら別の要求を提案してきます。
もっと反省して!体裁もお金も守りたいなんて身勝手すぎる
マサルは数々の有責がありながら、世間体も守りたいと懇願します。さらに、慰謝料の支払いを受け入れる代わりに、財産分与はしたくないと信じられない要求をしてきました。
まだ自分の置かれた立場を理解していないマサル。
生活費は自分が出していたと言い張りますが、リンさんの給料を管理すると言って取り上げ、浮気に使い込んでいたはず。
財産分与すらも払いたくないと言うマサルに、リンさんはドン引き! 要求を飲めないのなら調停離婚に持ち込むと伝えると、慌てて慰謝料を払うことを認めました。
「離婚の決意は変わりません。気持ち悪いのでやめてください」
リンさんはマサルに追い打ちをかけるように、今後も機嫌取りはやめてほしいと宣言すると、さすがに落ち込んだマサルは、とぼとぼと寝室へ。
寝室をのぞき見すると、マサルは段ボールを机にして、哀愁を漂わせながらコンビニのごはんを食べていました。それを見たリンさんは「もう少し痛い目を見てもらわなければ……」と画策をするのでした。
リンさんがどんなに結婚生活が孤独でつらいものだったか伝えても、世間体やお金のことばかりを気にするマサル。寂しくコンビニご飯を食べる姿を見ても、人の気持ちを考えられないマサルに同情の余地はないでしょう。リンさん離婚するだけでは気が済まない気持ちも理解できます。
リンさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
作画:白米お米