マッチングアプリを利用している友人マナからの知らせで、夫のマサルがアプリを使って出会いを募っていることを知ったリンさん。今まで受けてきたモラハラや警察沙汰になった件をマナに話し、離婚の証拠集めに協力してもらえることに。
リンさんは、浮気の証拠や警察への相談記録を叩きつけ、マサルに離婚を告げますが、「アプリは浮気じゃない」「絶対に離婚しない!」と言い張るマサル。
しかし翌日、マサルは一転して浮気を謝罪。離婚したくないと土下座しますがリンさんは応じません。その後、離婚を受け入れたマサルは慰謝料を減額するよう頼み込む始末。
リンさんが義母にすべてを話すことを交換条件にすると、自分の体裁が大事なマサルは「慰謝料は払う! でも財産分与はないよな?」と言いはじめました。リンさんの給料ほぼすべてを渡していたのに、信じられない要求に言葉がでません。
リンさんがどんな要求も飲むことなく、一貫して離婚を主張したことでマサルは一旦折れました。ある日、職場から帰ったリンさんは机の上に残されたあるものを発見します……。
結局保身でしょ?許しを請う夫に容赦はしない
ある日リンさんが帰宅すると、ポエム風の反省の言葉が便せん3枚にわたって綴られたマサルからの手紙がありました。手紙には「やり直すチャンスをください」などと書かれていましたが、リンさんは「こんな手紙で許されると思っているなら軽蔑する」と受け入れず、手紙を赤ペンで校正してマサルの部屋へ戻します。
仕事から帰ったマサルは、戻された手紙を見てかなり落ち込んだ素振りを見せますが、それからもお詫びの手紙や手料理を続けました。
マサルの反省したような態度を横目に、義母への暴露を実行すべく、リンさんは義実家に電話をかけました。
リンさんは、義母に話したいことがあるので今度時間をとってほしいことと、マサルに必ず出席するよう義母からも伝えてほしいと依頼します。
「マサルもいい大人だから別に私が言わなくてもいいと思うけど」と了承する義母の言葉を聞き、「あなたの息子はいい大人なのに情けないですね……」と言いたい気持ちをぐっと飲みこむのでした。
リンさんは、マサルの数々の仕打ちを打ち明けるべく、義母にアポを取りました。自分の保身や体裁を重視するマサルにとって、親にこれまでの愚行がバレることはきっと一番恐れていることでしょう。何も知らない義母は「いい大人」である息子がこんな愚行を働いているなんて、想像もしていないでしょうね。
リンさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
作画:白米お米