かさむ出費に…
妊娠19週のころに、さまざまな原因によって坐骨神経が圧迫されることで痛みが起きる「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)」と診断された私。
妊娠23周のときには、症状が悪化していて……。
杖をつきながらではないと生活ができず、坐骨神経痛の痛みは悪化する一方。
治療法を探し回ったのだが、整体や整骨院、マッサージ店などは妊娠中の人はお断りされることが多かった。
そのとき、病院でお世話になった助産師さんが、知り合いの元助産師さんが「カイロプラクター」として働いていると話していたことを思い出し、電話して行ってみることに。
そこは助産院を間借りしたサロンで、施術は痛いところを押したりはせず、足首や首を回したりした。
約1時間ほどの施術で、なんと杖なしで立てるようになった。
妊娠24周目ごろには、出費がかさむことでお金がないことに悩んでおり、復職を決意。
休職していた職場の上司に連絡し、10時〜17時で働かせてもらえることになった。
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「カイロプラクター」とは職業の名前で、「カイロプラクティック」が治療法の名前です。一般社団法人日本カイロプラクターズ協会では、カイロプラクティックは『分かりやすく言えば、骨格のゆがみ、特に背骨の機能異常を手技によって調整することで神経の働きが回復するヘルスケア(医療)』と記されています。(引用:一般社団法人日本カイロプラクターズ協会)
妊娠中は体や骨格のゆがみを感じることも多いのではないでしょうか。妊婦さんは施術を断られたり、安定期に入っても「本当に施術を受けても大丈夫なの?」と心配になってしまうこともありますよね。ですが、今回松本ぽんかんさんを施術してくれたのは元助産師さん。妊婦さんの状況を詳しく理解している人に施術してもらえるのは、安心しますよね。
監修/助産師 松田玲子