初めての胎動に母性が芽生え…
妊娠19週のころに、さまざまな原因によって坐骨神経が圧迫されることで起きる痛み「坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)」と診断された。
そして、妊娠20週のころに総合病院に行くことになり……。
※転倒の危険があるため、使用する場合は足がつく椅子で、ゆっくり移動してください。また、段差のあるところ(フローリングとカーペットの間など)では使わないようにしてください。
総合病院で順番を待っていると、胎動を感じた。
妊娠中はつわりに苦しんでいたため、赤ちゃんに意識が行っていなかったが、ようやく母性が芽生え始めた。
そして、妊娠21週目は足が痛くなりどこにも行けない生活になってしまい、その間に「坐骨神経痛」を乗り切る方法を編み出した。
妊娠22週目になると、体重が激増。
「つわりで減ったから大丈夫でしょ」と高を括っていたが、助産師さんから「体重の増加」を指摘され、低カロリーの食べ物を作って食べることを決意した。
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つわり時期を乗り越え、たくさん食べてしまい、助産師さんに体重を指摘されたという、松本ぽんかんさん。
医師によると、妊娠中の体重管理のポイントは以下の4点だそうです。
1、毎日体重を計ろう
妊娠したら体重計を購入し、毎日同じ時間に計測するようにしましょう。1週間の体重増加の目安は500g以内。500g以上増えた場合には、食生活や生活習慣の見直しが必要です。
2、食事内容を記録しよう
体重ばかり気にするのではなく、食事内容も見直してみましょう。食べすぎを防ぐだけでなく、栄養バランスがきちんととれているかの確認ができます。
3、便秘に気をつけよう
妊娠中はホルモンの影響で腸の働きが鈍くなります。水分をこまめにとり、食物繊維の多い食材を食べるようにしましょう。
4、運動も大切
おなかが大きくなるとつい体を動かすのが大変で、家の中でごろごろしがちに。妊娠中期から運動の習慣をつくりましょう。マタニティヨガやマタニティスイミングなどは、気分転換やママ友づくりにもおすすめです。
つわりによって、ごはんが食べられず、つらい生活を送ってきた松本ぽんかんさんからすれば、食べ物がおいしいと感じられるとたくさん食べてしまう気持ちもわかりますよね。
しかし、体重が増えることでさまざまなリスクも増えるのだとか。
赤ちゃんだけでなく、自分の体のためにも、上記の4つは意識していきたいですね。
監修/助産師 松田玲子