不安になりながらも、ついに義実家に到着したミカさん。お義母さんの第一印象は、とてもやさしそうな人でした。
ミカさんが、手土産を渡すと……。「あらあら美味しそうなお菓子。お気遣いありがとう! ほら上がって上がって!」と出迎えてくれたのです。
その姿を見て、ミカさんはホッとしたのでした。
ちゃんと自己紹介しなかったから…?
「お義母さんと会うの緊張した〜」とミカさん。そして、まだちゃんと自己紹介をしていないことを思い出し焦ります。
すると、部屋の扉が開きました。義妹がおでんを持ってきてくれたのです。
「みなさんの分のお皿とか持ってきますね?」とミカさんが言うと……。
「うちらはさっき食べ終わりましたよ」と義妹。一緒に食べて親睦を深めると思っていたミカさんは、動揺が隠せません。
「私、もうやらかした?」「自己紹介しなかったのがまずかったのかな……」「非常識な人とは一緒に食卓を囲むのも嫌ってことなのかな……」と落ち込んでしまうのでした。
◇ ◇ ◇
なぜ一緒にご飯を食べなかったのか、わからなかったミカさん。何かやらかしてしまったのではないかと不安になってしまいます。あいさつに来たのだから、みんなでごはんを食べて親睦を深めるものだと思いますよね。みなさんは義実家にあいさつに行ったとき、心配になったエピソードは何かありますか?