ジロウ君ママは、スーパーでナナちゃんママを待ち伏せするために、ジロウ君にスマホを渡して、出口に座らせていました。それに対して「ユーチューブ見せてたの。これくらいの子ってジッと待てないじゃない」と言い訳するジロウ君ママですが、待ち合わせもしていないのに、そこまでして待つ意味がわかりません。その後も、ナナちゃんママの車が停まっていると、ジロウ君ママが入ってきて声をかけるということが何度も続きました。”言葉は悪いけど、まるでストーカじゃない!?”とストレスを感じ……。
別のママ友
ナナちゃんママがジロウ君ママに悩まされている間に、ナナちゃんには同じクラスに仲の良いお友達ができました。
ママがお迎えに行くといつも一緒に遊んでいます。
ある午前保育の日、ナナちゃんママが帰ろう「帰ろう」と言っても、子ども同士でお昼を食べる約束をしたようで「ろくちゃんと食べる」とギャン泣きするナナちゃん。
ろくちゃんの手を離さずに泣き続けるナナちゃんに困っていると、ろくちゃんママが……。
子どもが聞こえるとその気になってしまうので、ナナちゃんママにだけ聞こえるように小声で「良ければ一緒に行きませんか?」と誘ってくれました。
ジロウ君ママのことでママ友に警戒心を持っていたナナちゃんママですが、ナナちゃんが喜びそうなので一緒にお昼を食べることにしました。
ろくちゃんママは子どもたち中心の会話で、めちゃくちゃ話しやすく、自然と会話も弾みました。
子どもたちも、とっても楽しそうです!
お昼を一緒に食べて以来、ろくちゃんママとは幼稚園でも良く話すようになりました。
しかし……。
その姿をジロウ君ママも見ていたのです。
ある日、ナナちゃんママとろくちゃんママが話していた時のこと、会話を遮るように「ナナちゃんママ〜!」と大きな声で呼ぶジロウ君ママ。
ようやく、気の合いそうなママ友が出来そうなナナちゃんママですが、割り込もうとしてくるジロウ君ママが気になります。ジロウ君ママに邪魔されることなく、ろくちゃんママと仲良く出来ると良いですね。