へー子さんが倒れて救急車で運ばれること知り、焦る夫。冷静になろうと思っても、そううまくはいかず慌ててしまいます。しかし、母親に連絡をしようと思い状況を説明していると、だんだん冷静さを取り戻してきました。
そして、夫はタクシーでへー子さんのいる病院へ。冷静さを取り戻したものの、フクちゃんという新生児がいてへー子さんが倒れたという大変な状況に変わりはなかったのです……。
こんなに血が出ていたの!?
病院へ到着した夫は急いで病院の中へ入り、看護師さんに待合室まで案内してもらって待機することに。
看護師さんはフクちゃんのミルクのお湯をくれたり、待合室の奥のほうにしきりを作ったりなど、とにかく気をつかってくれました。
そして、へー子さんの今の状況は……。なんと頭の傷を縫合している最中のようで、夫は「そんなに深い傷!?」と驚いてしまいました。
何時間か経ち、看護師さんに呼ばれて処置室へ案内されると、そこにはへー子さんの姿が。
意識は戻ったものの、顔色は青白く顔や手に固まった血がついていました。さらに、看護師さんから渡されたへー子さんの服には血がべったりついていたのです。
◇ ◇ ◇
頭を縫うような傷を負っていたへー子さん。痛々しい姿でしたが、なんとか意識は保てていました。何はともあれ、へー子さんが無事でいてくれて旦那さんも少しは安心できたのではないのでしょうか。
監修/助産師 松田玲子