シオリさんがつわりで苦しんでいると、つわりの原因は過去に夫以外の男性と交際していたからと言い出す義母。
ハマっている新興宗教でそう告げられたようで、シオリさんはそれはおかしいと反論します……。
言いなりにならない嫁に憤慨した義母は「そのうち離婚されるわよ」と脅しますが、そのときは子どもと二人で生きていくと答えたシオリさん。
すると義母がいきなり抱きついてきて……。
おなかの子どもは貴方の子どもじゃありません……!
シオリさんに抱きついた義母は、「おなかの子どもは渡さない」と突拍子もないことを言い出します。
シオリさんは義母を突き放しますが、「産まれたら私の自由にさせてもらう」とまるでシオリさんの子どもを自分の所有物のように言う義母。
シオリさんが言葉を失っていると、タイミングよくケンが帰宅しました。
義母はすぐさまケンに泣きつき、孫が誘拐されると被害者面。ケンはシオリさんを見て何があったか察しますが、義母の勢いは止まりません。
シオリさんが離婚したいと言っていると捏造し、元カレがいたシオリさんのことを「中古品」と表現します。黙って聞いていたケンもこの言葉は聞き捨てなりませんでした。
「じゃあ俺も中古品だね」ケンはシオリさんをかばいます。そして愛する妻を中古品と表した義母を絶対に許さないと、灯油の入ったタンクを取り出しました。
「今すぐ帰らなければこの灯油を母さんにかける」いつもなら冷静に義母を対処してくれるケンですが、このときばかりは冷静さを失うのでした……。
シオリさんがつわりに耐えながら大切に育てているおなかの子どもを、産まれたら奪い取ろうとする義母。仮にも同じ経験をした母親だとは思えない発言です。暴言を吐くような義母に育てられる子どもはろくな大人になりそうもありませんが、息子のケンは違ったよう。
シオリさんを「中古品」と口汚く言い表す義母に激怒し、追い返そうとする姿は妻にとって頼もしいことでしょう。灯油を持ち出すケンは少々怖い印象ですが、義母にはこれくらいしないと人の気持ちが理解できないのかもしれません……。お灸をすえると言いますが、義母にはこれで冷静さを取り戻してほしいものです。
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作画:ya-com