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「かゆくてたまらない!」年を取るほどかゆみが増してきたかゆみ対策とは

もともと皮膚は弱かったのですが、年齢を追うごとに跡がついたりかゆくなったりして状態がひどくなっていきました。無意識にかきむしるために白い服に血がにじんでいたり、寝ている間にパジャマに血がついていて家族に驚かれたりすることが増える日々。アレルギーなのかと思い調べてみても何の結果も出てきません。身に着ける物を綿100%にしたり、締め付けをしないようにしたり、かゆみと闘い、さまざまなことを試しました。そんなつらいかゆみが治まった体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師窪田 徹矢 先生

くぼたクリニック松戸五香院長。獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開業。日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門医である泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouYuberとしての情報発信もおこなっている。
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皮膚が弱く、とびひにかぶれ

幼いころから皮膚が弱く、虫刺されのかぶれをかき過ぎてじゅくじゅくしてとびひになることもよくありました。虫刺されだけでなく、すり傷も治らず汁が出て、そこからまたとびひになってじゅくじゅくする……の繰り返しでした。

 

身に着けるものも、皮膚に直接当たる素材が合成繊維か化学繊維だと必ずかゆくなり、そこをかいてまた傷ができてかさぶたになるので、下着は綿100%ばかりになりました。

 

そうはいっても、かわいい総レースや色とりどりの下着もつけたくなるものです。出費はかなりのものでしたが、シルク100%の下着や、アレルギーや皮膚が弱い人が使えるようなかわいい下着を見つけて着けていました。

 

体質が変わり、レースがかゆい!

30代で出産して体質が変わったのか、加齢のせいなのか、締め付けたりレースになっているのがすべてかゆくなってしまいました。どんな高い素材を探してもかゆくなるので、ブラ自体が着けられず、カップ付きのタンクトップかインナーを着用し、下着はとにかく綿100%、そして日本製で縫い目のないものという何とも女子としては盛り上がらないものを選ぶようにしました。

 

総レースですてきでもワイヤーが当たるとかゆい、ノンワイヤーでもブラ自体の締め付けがかゆいのでお手上げ状態。たまにかわいい下着を見つけて買ってしまうのですが、着けても1日で赤くなってかゆくなって終わりです。パジャマも同じで、暖かい裏地でもかゆくなり、綿100%の日本製でないとかゆくて目が覚めるということになりました。ボア素材もフリース素材もかゆくなるので、たとえ寒くても綿が命。

 

これだけ気を付けてもかゆくなるので、毎日洗うボディソープや洗剤も変えたほうが良いのかと思い、せっけんや洗剤を探し始めました。

 

 

ボディソープをやめてせっけんに

ボディソープの容器のイメージ

 

ネットを見ると私のようにかゆみに悩んでいる人が多いことに驚きました。調べてわかったのは、かゆいのでついつい目の粗いナイロンタオルにボディソープをつけてガシガシ洗うのが気持ち良いのですが、これは皮膚の弱い人がやってはいけないことでした。体の潤い成分まで落として、かゆみを改善するくらいゴシゴシこするなんてたしかに皮膚には悪すぎます。

 

そこで、ドラッグストアで、肌にやさしい無添加せっけんを買ってきて、ボール状のやわらかいボディスポンジで泡をしっかり作り、なでるように洗いました。背中に手が届かなくてつりそうになりながらも、何とか手で全身洗うようにしました。

 

そしてお風呂から出たら、すぐ保湿できるようにボディミルクをやさしくつけます。硬いタオルでゴシゴシこすっていたのでしばらく物足りなかったのですが、1週間くらいでかゆみが治まってきました。寝ている間にかいていることも減ったようで体を引っかいた跡もなくなり、背中がかゆい! かゆくてたまらない! なんてことも減ってきました。

 

まとめ

無添加せっけんを泡立ててやさしく洗うことでかゆみは治まってきましたが、締め付けたり、ワイヤーの入った下着を試す気にはまだなりません。ずっとブラを着けずブラトップで生活しているため、ラク過ぎて戻れないというのが正直な感想です。

 

ただ、ずっとブラを着けていないので、胸の肉が脇や四方八方に流れ放題でどんどん胸が小さくなっています……。ふと自分で寄せてみると意外と集まるので、こんなに敏感でなかったなら、がっちり寄せて集められるブラを着けるのになあ、と少し残念な気分にもなっています。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

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著者:まさみ

中学生と小学生の男の子を持ちフルタイムで働いている。昨年化粧品メーカーを辞め、別の業種に。慣れない仕事と化粧品業界のときと変わらない「女同士の上辺の関係」を生暖かく苦しみながら見つめる日々。帰れば子どもの送り迎えと家事に追われ、趣味だったスキンケアもできずカサカサな肌となる。

 

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