夫のケンは、義母が宗教にのめり込むあまり、浮気にまで手を出してしまったと知ってショックを受けます。
深く考え込んだあと何かを覚悟したように、自分の両親と話し合うことを決めました。複雑に思うケンの心境を、シオリさんは受け止めます……。
夫に似て穏やかな義父は、まだ何も知らないようで……。
シオリさんとケンは、喫茶店に義母と何も知らない義父を呼び出し、自分たちの生活を邪魔してくる人物がいると本題に入ります。
孫の誕生を心待ちにしていた義父は、穏やかな雰囲気とは一変してそいつは誰なんだと憤慨。ケンはシオリさんにいやがらせをしたり、ストレスをかけたりしたのはほかでもない義母だと打ち明けました。
「センセイからもらった金の水は効いたでしょ!!」
ケンの主張にムキになった義母は、センセイの存在をうっかり喋ってしまいます。義父はこの場で初めてセンセイの存在を知り、ケンによって義母がカルト宗教の熱心な信者であると告げられるのでした……。
義父と義母の関係は、あまり良好ではない様子……。穏やかでやさしい義父は、これまで気性の激しい義母に力負けしてきたのでしょう。
怒りっぽい人と一緒にいると、こちらがエネルギーを消費してしまいますよね。家の中という狭い空間であれば、なおさら疲れるのではないでしょうか。
話し合いで解決できればいいのですが、義母のように話を聞き入れてもらえないことも。積もり積もった我慢やすれ違いが、いつか家庭崩壊の起爆剤とならないように、日ごろからお互いに思いやりを持って過ごしたいものですね。
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作画:ya-com