参観日が終わり、ひとりで帰宅した勇気。先に出たはずの家族がまだ帰宅していないので、焦って妻に電話すると「回転寿司を食べて帰る」と言われてしまいます。結局、20時過ぎに帰宅した家族。勇気は子どもたちにも笑顔で「おかえり」と言えませんでした。
翌日は振替休日。家族はまだ寝ている中、勇気は会社に出社します。仕事が終わると、心配のあまり急いで帰宅してしまう勇気でしたが……。
家族が何も反応してくれず
翌日、振替休日のためみんなはまだ寝ている中、仕事に向かう勇気。残業が終わると、帰宅する足は自然と急いでしまいます。庭に妻の車が見えると、安心しました。でも……。
家に入り「ただいま」と声をかけても、家族から何の反応もありません。妻と長女はスマホを見ながら話をしていて、次女は長男と動画を見ながらこっちをチラチラ見ているだけ。
混乱! 何で誰も何も言わないんだ……。え……? レイナのあの目は? パパを無視する遊びでもしているのか? 部屋の雰囲気からしてそんな感じはしません。
「ごはんは?」
沈黙が我慢できず、動揺を隠そうとしゃべり続ける勇気。「アカリ、ごはん食べたの?」誰も反応しないので名指しでしゃべります。このときの勇気の感情は、恐怖に近いものでした。
食事をした形跡が見当たらないのに、アカリは「食べた」と。当然、勇気のごはんも見当たりません。
自分のごはんが用意されていないということは、直感でわかりました。そしてもう一つ、“家族”が勇気を避けていることにも……。「妻だけじゃなく、“家族”が私を避けている」
妻が男といるところを目撃したときは、怒りやショックといった感情が沸き上がっていましたが……。今は、自分が透明になったかのような感覚を抱く勇気でした。
家族のために仕事をして帰宅した勇気を待っていたのは、妻だけでなく家族からも自分が避けられているという現実でした。こんなにショックなことってないですよね。妻が子どもたちに何か吹き込んだのでしょうか。パパを避けるなんて、子どもたちの心にも負担をかけているようで、心配になってしまいます。
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