生理前・生理中の不快な症状
私は生理前なるとコントロールが難しくなるほどイライラし、気分が落ち込みやすくなります。 その上、生理中は陣痛の波がきたときのようなレベルの生理痛に襲われ、経血量もかなり多いです。ナプキンは2、3日目には大きい羽根つきのナプキンが欠かせず、こまめに替える必要があったため、出費も多く、わが家の経済的に大打撃を受けていました。そのため、月経カップに変更してみたのですがそれでも漏れてしまうことがありました。
また、生理がくる日がたまにズレることもあるため、生理がくる前から憂うつでした。
子どものために低用量ピルを
そんな私がなぜ低用量ピルを服用することを決めたのかというと、子どものためです。かわいいわが子を私の生理で振り回したくないと思ったので、産後に生理が再開してからすぐに低用量ピルの服用を検討していました。
しかし当時は新型コロナウイルスが流行し始めたばかり。外出することに抵抗があったのと、オンライン診療でピルが購入できたため、私はオンライン診察を利用して低用量ピルを購入し、すぐに服用を開始しました。
そして1カ月服用してみたのですが……なんと、頭が痛い日々が続き、気持ち悪さも止まらなくなったのです。
すぐに低用量ピルを購入した販売元のサイトに問い合わせをしました。すると、「すぐに中止するように」と言われて……。
産婦人科へ
そして、私は産婦人科へ足を運び、事情を説明しました。
その際に低用量ピルにはさまざまな種類があると説明してもらい、超低用量ピルをすすめられたのです。私が「ぜひ」と、2つ返事をすると、採血や内診を経て、超低用量ピルを処方してもらいました。
すると、この超低用量ピルは私には合っていたようで、頭痛や吐き気という不快な症状は現れず、生理前後も快適に過ごせるようになったのです。
病院での処方は採血や内診が正直面倒くさいと思うこともあるので、やはりネットでの購入は便利です。しかし、採血や内診をすることで健康状態もわかると考えれば、かかりつけの婦人科を見つけておくのはいいものだなと考えることができます。
また、超低用量ピルを服用することでこんなに生理前後の不快な症状が改善されるのなら、もっと早くから服用しておけばよかったと思いました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※オンライン診療を受けてピルを購入する際は、定期的に婦人科での対面の検査を受けましょう。
著者/花山花子
監修/助産師 松田玲子
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