ある日、夫が突然「そろそろ子どもがほしい」と言い出しました。夫の身勝手さに悩んでいたRINさんは、とても夫と2人で子どもを育てる未来は描けませんでした。
しかし、RINさんはやがて妊娠――。動揺するRINさんをよそに、喜ぶ夫は、一方的にあることを提案してきました。
子どもの名前は2人で決めたいのに…
「男の子だったらRINが名前つけて、女の子だったらオレが名前つけることにしよう!」
と、おなかの赤ちゃんの名づけについて、夫が提案してきました。性別関係なく2人で考えたいと、RINさんは伝えましたが、夫は拒否。
「お前は男の子、オレは女の子の名前をつける!! そのかわり考えた名前に文句は言いっこなしな!!」
と、まったく譲りませんでした。
やがて性別は男の子だとわかりました。
RINさんは、いい名前をつけようと張り切ります。そして夫に一生懸命考えた名前を提案しました。
「ねえ!! 〇〇にしようかな。響きもいいし、字面も素敵だし」
すると夫は、
「やだな。なんだその、『今、流行りです♡』みたいなクソダサい名前はよ?」
とバッサリ。さらには
「ミーハーだな、バカが」
と、RINさんに言い放ったのでした……。
◇ ◇ ◇
RINさん曰く、モラハラ夫さんは何かにつけて「ミーハーだ」とバカにしてきたそうです。今回の名づけもそうだったよう。名前の付け方をひとりで勝手に決めてしまうことが、そもそも問題だと思いますが……。そして「考えた名前に文句は言いっこなし」と言っていた本人が文句を言うなんて。せっかく練りに練った名前を否定されて、RINさんは怒りとともにショックを受けたに違いありません。