夫の思いやり
私は生理痛が重く、毎回の生理がとても憂うつです。そして、そんなつらさを男性に理解してもらえることが今まであまりありませんでした。しかし生理中の夫の行動によって「理解してもらえない」と思っていた私の考えが変わったのです。
私は生理が始まると、下腹がポッコリ出ることが多いです。それを見た夫は「なんかおなかポッコリしてない? もしかして生理きた?」と言って、やさしくおなかをさすってくれるのです。それだけではなく、生理がきたことを知ると、夫は「大丈夫?」と常に私の体調を気にかけてくれます。
人にさすってもらうと痛みが和らぐ気がしますし、痛い気持ちを汲み取って自分にできることをしようとしてくれる夫の姿を見ると私はとても幸せな気持ちになります。
温めグッズをプレゼント!
また、「生理痛は冷えからくる」と知った夫が体を温めるグッズをプレゼントしてくれたこともあります。
最初は、私が就職したてのときに「腹巻きを巻くといいらしいよ」と、おなかを温めてくれそうな腹巻きをプレゼントしてくれました。その後、私の誕生日には首を冷やさないよう温かいストールをプレゼントしてくれたり、足元から温まるようにスリッパ型の湯たんぽをプレゼントしてくれたりも。
生理痛がつらい私のために夫がプレゼントを選んでくれるのもうれしさと、次はどんな温めグッズがもらえるのかというワクワクも感じています。
レシピまで調べてくれて…
さらに、体の冷えを心配した夫が「食べ物からも何かできないかな」と体が温まりそうなレシピを調べて教えてくれたことも。それからわが家では体を温まりそうな食材を使った鍋やおかずを作ることが多くなりました。
夫が教えてくれたレシピをもとに私が料理をして、感想を言い合いながら2人で食事する時間はとても楽しく、今では夫よりも私のほうが体が温まる食材に詳しくなりました。
生理痛は毎月憂うつになってしまいますが、夫が気づかってくれるだけでうれしく、少し痛みが和らぐ気がしています。また、今後生理痛がひどいときには、受診等も考慮したいと思います。
著者/きこ0830
イラスト/おんたま
監修/助産師 松田玲子
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