イヤイヤ期真っ只中の娘に、朝から晩まで振り回される静子さん。しかし、夫のふみとは専業主婦の静子さんが家事や育児のすべてを担うべきという考え方。
家事育児をしないどころか、「自分の役割くらいしっかり果たせ」「金が欲しけりゃお前が働け」なんて言う始末。
夫からは最低限の生活費しか渡されないものの、残業が多く仕事を頑張ってくれている夫に感謝し、育児に奮闘していました。
そんなある日、クリーニングに出していた夫のスーツを引き取りに行くと、店員から「スーツのポケットに入っていました」と渡されたのは、風俗店の名刺! 夫の風俗通いが発覚して……。
今までの生活、私だけが我慢していたの!?
毎晩残業で、子育てもをしてもらえなくても仕方ない……そう思って、一人で必死に頑張ってきた。
生活費が少なくても、ふみとだって我慢してると思っていたのに……!
夫の帰宅後、静子さんは浮気を問い詰めようとしますが、なかなか言い出せません。
相変わらず冷たい態度のふみとは、疲れて帰ってきたはずなのにお風呂にも入らず寝ると言い寝室へ向かいました。
「汚らしい! これは立派な浮気よ!」
今日も浮気して帰ってきたのかと思うと、嫌悪感でいっぱいになります。
今まで家庭に無関心なふみとに不満があっても、目をつむってきた静子さん。妻子に苦しい生活をさせておいて、自分だけ風俗に浪費していたとなると許せるはずがありません。
この日から静子さんは、もっと決定的な浮気の証拠をつかむためにネットで情報収集をするのでした。
見過ごしてきた不満はちりも積もれば山となり、信頼関係が壊れた瞬間に憎しみや怒りの原動力になるでしょう。
静子さんもこれまで家族のために頑張ってくれていると思っていた夫に裏切られたことは、大きなショックだったでしょう。そのショックだった気持ちを原動力に変えて、しっかりと夫の浮気の証拠を掴んでほしいですね。
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作画:sayora