クリスマス会にやってきたけれど、まわりは危険だらけで…
私たちのクリスマスは、毎年親族で集まってランチをすることになっていた。
そして今年もその日がやってきたので、義母の妹家族の家へお邪魔したのですが……。
クリスマス会の会場は、親族たちもお酒を飲んで酔っ払っていたり、周りにお酒が置いてあったりで、息子にとっては危険な場所でした。慎重に息子の面倒を見ていたサマ子さんにまたもや義祖母が「そんなに監視しなくても大丈夫だよ!」声をかけます。
義祖母の言っていることは聞き流していたサマ子さんですが、おなかが痛くなり、息子を義母に預けてトイレへ。
10分後、トイレの個室内まで息子の大きな泣き声が聞こえ、サマ子さんは慌てて会場へ戻ります。夫から事情を聞くと、なんと息子が階段から落ちたというのです!
そして、サマ子さんの中で何かが切れる音がし……。
事故が起こらないように気を張っていたサマ子さんだけに、トイレに行っているわずかな合間にこんな事態になるなんてショックだったでしょうね。
義両親たちからしたら、サマ子さんは息子に対して過保護に見えたのかもしれません。たしかに、ケガをまったくしないで子どもが成長していくことも不可能ではあるでしょう。
しかし防げる事故やケガもあります。息子が階段から落ちてしまったことで、義母や義祖母が「自分たちの考えは間違っていたかもしれない」と気づいてくれることを願います。