夫の浮気相手に呼び出されたものの、そこにいたのは何も知らされていない夫でした。ゆきえさんが弁護士を連れてきていることを知り、とっさに体調不良で逃げようとしますが……?
不倫相手にゆきえさんとたかしの婚姻証明書を見せると…
これまでゆきえさんとたかしが結婚していることを、頑なに信じようとしなかった狂子。
ですが目の前に出された2人の婚姻証明書を見て、言葉を失ってしまいます……。
慌てたたかしは「騙されちゃだめだ!こんなの偽造だよ。」と狂子を説き伏せようとしますが、たかしの声が狂子の耳に届くことはもうありませんでした。
自分がしたことの罪を知り、ゆきえさんに深く謝罪する狂子。
ところがそれを聞いてもなお、たかしは言い訳を続けます。
ゆきえさんに「なんとか言ったら。」と促され出てきた言葉は、あくまで自分を守るためのものでした。
「騙したつもりはないんだよ?そっちが勝手に勘違いしただけっていうか。」
これが10年も待たせた相手に言う言葉なのでしょうか。たかしには、人の貴重な時間を奪ったという自覚はないようです。
狂子がしてしまったことは悪いことですが、騙されていたという点ではゆきえさん同様に被害者と言えます。たかしを信じて待っていた10年間は、どれほど不安だったことでしょう。
ゆきえさんも狂子も、自分のことしか考えていない男のことは忘れて、これからは幸せな人生を歩んで行ってもらいたいものですね。
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作画:ささみりせ