狭い場所でサッカーをする小学生を、直接注意することになったぺ子さんの夫。
小学生たちが遊んでいたボールの上に足を乗せて「危ないからあっちでやれって言ってんだろ」「2人ともサッカーうまいんやろ、好きなんやろ? そしたら何もない方の広場でのびのびやればええやん」と言いました。
それに対して小学生は、「あそこは前、車をぶつけてしまったところだから」と言ったのです。
周りを気にかけられる男はかっこいい…!
「車にぶつけちゃったのなら、道路側ではなく反対の林の方に蹴ればいい」と夫は小学生たちにアドバイスをしました。
そして、「それでもやりにくかったらまた一緒に考えるから」と夫。続けて「周りのことも気にかけられる男はかっこいええで」と言いました。
それを聞いた小学生たちは感動した様子でした。
ぺ子さんも「そうか……林の方に向かって蹴ればいいんじゃん……!」と納得!
ただ怒鳴るのではなく、子どもに歩み寄り解決策を一緒に探してあげるという接し方を学んだのでした。
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子どもでも大人でも、頭ごなしに注意するだけではムッとすると思うとぺ子さんは言います。さらに、子どもたちが場所を移動してくれるのも当たり前だと思わないで、お礼を言うことでどちらも気持ちよく公園を使用できるようになった気がしたそう。注意することも大事ですが、怒られる人の立場になって一緒に解決策を考えるということも大切ですね。