赤ちゃんを連れて義家族との食事会へ
義家族とはとても仲がよく、私たち一家と義兄一家で出かけたり、泊まりでキャンプに行ったりもします。義母は、私たちや義兄が住んでいるところから高速道路を使って2~3時間の距離に住んでいて、月に1度は私たちの家か義兄の家に泊まりに来ていました。
義母がこちらに泊まりに来たときは、義兄一家、義母、私たち一家で外食に行くのが通例です。その日も、義母が義兄の家に泊まりに来ており、いつも通りみんなで食事をすることになりました。私の夫だけ仕事があったので、仕事が終わる時間に合わせてもらい、みんなでファミリーレストランへ行くことに。
気遣ってくれるやさしい夫
義兄一家、義母、私たち一家はファミリーレストランに到着し、同じテーブルを囲んで食事を楽しんでいました。途中で、生後4カ月の次男が泣いてしまったため、育児用ミルクをあげることに。私が育児用ミルクを作り、次男にあげようとすると、「俺がミルクをあげようか?」と夫が声をかけてくれました。
私は、せっかくの義家族との食事会だったことや、夫が仕事で疲れているだろうと思い、「私があげるから大丈夫だよ」と断りました。そのあとも、二度ほど夫のほうから「ミルク代わるよ」と言ってくれましたが、私はそれなりに食事を終えて満腹だったこともあり、夫の申し出を遠慮したのです。
気付かない夫と察してほしい私
食事の終盤に、私と夫でアイスの盛り合わせを半分こしよう、と注文。次男はアイスを注文したときにもまだ育児用ミルクを飲んでいました。そして、注文したアイスが到着。夫は自分の分を半分食べ、「はい、あとこれママのね」と私に言い、授乳を代わってくれることはなく義家族との会話を楽しみ始めたのです。
少しの間、私は黙って育児用ミルクをあげていましたが、夫に「ねえ、アイス溶けちゃうんだけど。ミルク代わってよ」と言うと、夫は「え? だって、さっきから俺が代わるよって言っても、何回も断ったじゃん」と反論。私は「おかずならいいけど、アイスは溶けちゃうじゃん……」と不満に思いましたが、私がすでに夫の提案を3回断っていたので、夫ももうこれ以上は言いにくかったのかもしれません。
結局、そのあと夫はすぐに授乳を代わってくれて、私はアイスが溶けきる前に食べることができました。私としては「食事メニューと溶けてしまうアイスだったら、授乳を交代すべきかどうか判断を変えるものでは?」と思いましたが、夫はそこには気付かなかったとのことでした。あのとき、夫はちょっとムッとしていたので、強い言い方をせずに最初から素直に「アイスを食べたいから、授乳を代わって」と伝えればよかったです。
今後は、夫に察してもらうことを期待しすぎず、自分の要求はしっかりと伝えようと思いました。
先輩ママの体験談、いかがでしたか?「共感した」「私の場合はこうだった」など、ぜひベビーカレンダーサイトのコメント欄にご感想をお寄せください。また、ベビーカレンダーでは皆さんから募集した体験談を記事でご紹介させていただくことも。ベビーカレンダーに会員登録すると届くメルマガから、皆さんのオリジナル体験談をご応募ください。
作画/ぐら子
著者:鈴木 沙智
2児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
-
「使えねぇ妻」結婚してから判明した17歳年上夫の本性!大人の余裕は見せかけだった?
-
「夜ごはん作ってもらえる?」仕事が遅くなるので夫に頼んだ私→帰宅すると、まさかの展開に驚愕…!
-
「そんなこと言う!?」夫と協力しながらの育児→実母からは耳を疑うような言葉が…