こんにちは。ママライターの伊川遥です。現在、私は2人の子どもを育てていますが、環境や関わり方で「イヤイヤ」する子としない子がいるのかもしれないと感じています。2人の子どもの「イヤイヤ」について私の体験談をお伝えします。
第一子と第二子の環境の違い
家庭内で第一子長女のまわりには「YESマン」しかいませんでした。長女の欲求や行動は、ほぼ肯定的に受け止められてきました。一方、第二子長男は生まれたときから「NOマン」であるお姉ちゃんがいます。お姉ちゃんのおもちゃや学用品を触ったりと、イタズラをするたびに強烈な「ダメ出し」をくらいます。
「ダメ!」と言われ続けてきて、2歳ごろから自己表現ができるようになって、「イヤイヤ」という形で長男の反撃が始まったのかもと感じています。
保育園育ちと家庭内育児の違い
長女は、0歳から保育園に通っていたため、幼いころからある種の協調性を身につけていました。そのおかげか「イヤイヤ」をしたことがなく、聞き分けのいい、育てやすい子でした。思い返してみればうまく甘えられず、「イヤイヤ」ができなかったのかもしれません。
一方長男は、生まれてからママがいつでもそばにいて無条件に甘えられる環境にあるので底なしに甘えん坊です。強烈な「イヤイヤ」も甘えの裏返しなのではないでしょうか。
「イヤイヤ」は成長の証
2歳長男のイヤイヤは、順調な成長とともに「ママを信じきっている」という証だと思います。のびのびと育っているんだな、と逆に安心しています。
そして幼児期の「イヤイヤ」がなかった長女は、現在「中間反抗期」と呼ばれる時期にさしかかり、毎日「イヤイヤ」をしています。魔の2歳児をスルーしてしまっているので、遅ればせながら「イヤイヤ」をやっているんだと思って私は受け止めています。
子どもの「イヤイヤ」と向き合うのは精神的にも体力的にも大変なこと。それでも、しっかり向き合えば親子の絆はぐんと深まります。子どもの「イヤイヤ」は、親子関係が順調だという証なのかもしれないと私は思います。(TEXT:ママライター伊川遥)