産後の生理再開で頼ったのは
育休から復職したタイミングで生理が再開した私。仕事の勘を取り戻すべく懸命に働きつつ、慣れない育児もこなすとなると、仕事と育児の両立は想像以上に大変でした。
そんな中、生理が再開してからは不調を感じる日が明らかに増えました。
生理前になると気分がブルーになったり、生理中は腹痛や腰痛に悩まされたり。仕事に復帰したばかりの今はとにかく仕事に集中したく、ストレスを抱えながら子どもの世話をするのは嫌だったので、出産でお世話になった産婦人科を受診し、低用量ピルを処方してもらうことにしました。
低用量ピルで生理日を調整
私が処方された低用量ピルは28日周期で1シート服用するものです。28日間毎日1錠ずつピルを飲みます。21日目のピルを飲み終えると、2〜3日後に生理がくるようになっています。
何カ月か服用を続けていると、服用開始から24日目に生理がくるサイクルができあがりました。私はここで気づいたのです。低用量ピルを使えば、生理日を希望通りの曜日に調整できることに。
いろいろと考えた結果、私は生理開始が月曜日になるよう低用量ピルの服用開始日を調整しました。
週末に生理がかぶらない開放感
月曜日に生理がくれば、木曜日にはほぼ生理が終っている状態。そのため、週末の休みに生理が被ることがなくなり、家族と遠出したり、温泉に行ったり、自分へのご褒美にマッサージに行ったりと、週末の自由な時間をより楽しめるようになりました。
平日は職場と家の往復しかできないぶん、週末に生理が被ることを気にせず好きなように活動できるのは、大きなメリットだと感じました。
子どもと出かけるとどうしても荷物が多くなってしまいますし、出先でゆっくりとトイレに入ることもできません。週末に生理がこなくなり、生理用品を持ち歩く必要がなくなったことも、地味にうれしく感じたメリットです。
低用量ピルは避妊効果や生理痛改善のイメージが強く、実際生理痛などの悩みも解消されましたが、生活や気持ちに余裕ができたことのほうが私にとっては大きなメリットでした。生理再開後、早い段階で低用量ピルの服用について相談してよかったと感じています!
※産後の低用量ピルの内服は、母乳育児をしているか、血栓症のリスクの有無などによって、内服の可否や時期が異なります。
著者/あゆみ
監修/助産師 松田玲子
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