経血量の多さに悩んだ私は
私は、経血量の多さに悩んでいた時期があります。経血が急にドバッと出ることもあり、長い時間トイレにいけない状況のときはいつもハラハラしていました。
しばらくトイレに行けないときは、ショーツに大きめのナプキンをつけたうえに、さらにもう1枚ナプキンをつけたショーツを重ねばきしていました。
ショーツとショーツの間にはタオルも挟んでいたので、下半身はかなりもこもこした状態です。普段はあまりスカートをはきませんが、経血量の多いときだけ、腰回りにゆとりのあるスカートをはいていました。
鎮痛薬の飲み方を変えてみると…?
生理痛が重いことにも悩まされていた私。それでも、若いころは「我慢するしかない」と思っていたので、鎮痛薬はあまり飲んでいませんでした。一度、生理痛がとてもひどかったときに鎮痛薬を飲んだのですが、あまり効き目がなかったこともあったかと思います。
そんな中、あるとき病院で相談したところ、鎮痛薬は痛みがひどくなってからではなく、痛みが出そうと思ったときに予防的に飲むといいと、医師から教えてもらいました。
試しに痛みが出る前に服用してみると、痛みが強くならず快適に過ごすことができました。これまでずっと、薬は極力飲まないようにしようと思っていた私は考えを改め、それからは鎮痛薬を持ち歩くように。生理前になんとなく痛みの前兆を感じたとき、鎮痛薬を飲むようにしています。
温活や鉄分摂取で不調に立ち向かう!
ほかにも生理期間中に試したことがあります。特によかったのは、貼るタイプの使い捨てカイロを使うことです。
寒い時期は体が冷えて生理痛が強くなりやすいので、腰の真ん中あたりにカイロを貼っています。すると体全体が温まり、少しだけラクになるのです。靴下も厚手の物を履き、とにかく足腰を冷やさないよう気を付けています。
また、食事では鉄分を意識してとるようにしています。生理前の時期から鉄分を多く含んだサプリやドリンクを飲むように心がけていたら不調が少し改善したので、その後は鉄分摂取を習慣化するようになりました。
いろいろと試してみて、「これをすれば絶対にラクになる」という劇的な方法は見つかりませんでした。しかし、「少しラクになりそう」と感じる程度の方法でも積み重ねていくことで生理症状が改善され、生活がしやすくなったので、これからも生理対策に少しずつ良いものを取り入れていきたいです。
著者/青井まりも
監修/助産師 松田玲子
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