ミレーナを入れたいと思ったきっかけ
10代のころから生理やPMS(月経前症候群)に悩まされてきた、和泉桃福さん。婦人科で薬を処方してもらったり、市販のサプリメントを試したり、ストレスが爆発しそうなときは友人とおしゃべりしたりして、長い間、どうにか心身の不調を抑え込んできました。
ところが、40代を迎えたころに突如、体に異変が現れ……。
「10代のころから、生理やPMS(月経前症候群)に生活を振り回されてきた」と語る、和泉桃福さん。
生理が近づくと体がむくんでだるくなり、気分もイライラしたり落ち込んだりして、生理前にはいつも「またしんどい時期がきたか」と憂うつになってしまうそう。20代後半のころは特にPMSの症状がひどく、婦人科でむくみ対策の利尿剤を、精神科では抗不安薬をもらっていたのだとか。
そんな彼女ですが、40代を迎えたあたりで突如、体に変化が訪れます。もともとタンポン愛用者だった和泉さんですが、タンポンを入れて2時間ほど経つと下着に経血が漏れてしまうほどに経血量が増え、なぜか更年期のような症状が現れたのです。仕事中、いきなり動悸や冷や汗に襲われた和泉さんは、軽いパニックになってしまいます。さらに、後日には手足のほてりも感じるように。
ーーもう、ホルモンバランスに振り回される生活は嫌だ……!
もう自分の心身は限界だと感じた和泉さん。以前からミレーナ(子宮内黄体ホルモン放出システム)が気になっていたこともあり、「不調の原因がホルモンバランスだとしたらミレーナで治療するのがいいのでは?」と考え、ミレーナの治療実績が多い婦人科で相談することにしました。
「もう耐えきれない」と思うほどの不調であれば、すぐに病院で相談したほうがよさそうですね。医師に相談すれば、きっと最適な治療法を一緒に考えてくれるはずです。現状、和泉さんの中ではミレーナによる治療が第一希望のようですが、まずは自分の症状を医師に伝え、どのような対処法があるのか聞いてみるのがいいかもしれませんね。
原案/和泉桃福さん
作画/ちゃこ
監修/助産師 松田玲子
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
和泉桃福さんのミレーナ体験談はInstagramでも紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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