最低限の生活費しか渡されず生活に余裕はないものの、夫は毎日のように残業していて、夫も仕事を頑張っているのだから仕方ないと思っていました。
しかし、ある日夫のスーツからオトナのお風呂やさんの名刺が見つかり、夫の浮気が発覚! 静子さんは浮気調査の経験者である姉からアドバイスを受け、発信器と追跡アプリを使って浮気の証拠を集めることに成功。証拠を突き付け、ふみとに離婚を言い渡します。
静子さんが離婚に向けて身辺整理をしていると、警察から電話が! なんとふみとは、浮気相手だと思っていたお店の女の子「キョン」 に、ストーカー行為をはたらいていたのです!
息子をかばう義母にも、現実を知ってもらおう!
静子さんは義母に離婚理由が記載された書類を渡しました。もちろんふみとのストーカー行為もしっかり含まれている内容です。書類を見た義母は「何かの間違いに決まってるでしょ!?」 と信じられない様子。
どうやら義母は、ふみとから素敵な女性と再婚すると聞かされていたようです。静子さんはふみとが通っていたお店の名刺を見せ、ストーカーした意中の相手は、名刺のお店で働く女の子だと明かしました。
ショックを隠せない義母ですが、今まで息子をかばうだけでなく、静子さんを貶すような発言もしていました。静子さんは義母に反撃するために、今回ふみとの実家を訪問したのです。
「年寄りには刺激が強すぎかもしれないけど」と心では思う静子さんですが、この際すべてを晒そうと、ふみとがお店の女の子に度々プロポーズをしていることや、出禁になったのにしつこく付きまとっていたことをすべて伝えたのでした。
義母からしたら、息子の恥ずかしい話は耳を塞ぎたくなるかもしれません。しかし、静子さんとふみとの間に何があったのか、聞きもしなかった義母にも問題があったのではないでしょうか。もっと早くから義母が仲裁に入り、息子と向き合っていれば状況は変わっていたかもしれませんね。
夫婦喧嘩に限らず、人間関係に生じるいざこざには何かしたの原因があるものです。義母のように当事者ではなく第三者的な立場に立ったときには、先入観やその場の感情だけでどちらか一方に肩入れするのではなく、両者の話をじっくり聞いて、平等な対応をできるように心掛けたいですね。
静子さんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
作画:sayora