母と好みが違う
大人になった今では、自分の好きなメーカーで好きな形状のナプキンを自分で購入していますが、学生のころは、家に置いている母が買ってきたナプキンを使っていました。
私は経血量が多いことと、ナプキンのズレが気になることから「羽つきのナプキン」が好きでしたが、羽の部分がこすれて痛いから嫌だという母は「羽なしのナプキン」が好きでした。
ナプキンを買ってきていたのは母だったため、実家にあるナプキンを使っていたこのころは、母の好みのナプキンを使うしかなかったのです。
友人にもらったのは…
また、母と私と妹の3人がナプキンを使っていたわが家ではナプキンの使用量がかなり多く、生理期間が重なるとあっという間にナプキンが減ってしまいます。そのため、いつもわが家にあったのはお徳用パックの羽なしナプキンで、使い心地があまりよくありませんでした。
しかし、私が中学生のころ、薄型でスリムなナプキンが出始めたのです。実際に使っていた友人が「使ってみなよ!」と薄型の羽つきナプキンを1枚くれて、実際に使ってみると……。わが家のお得用パックのナプキンよりも、使い心地がよくてびっくり!
「家でもこれを使いたいなぁ」と思いましたが、そのナプキンは1パックに入っている枚数が少なく値段も高め。母に頼んだところ、1回だけ買ってくれましたが、結局お徳用パックのナプキンが変わることはありませんでした。
高校生になると
母に自分の好みのナプキンを買ってもらうことをあきらめた私は、高校生になって自分のバイト代で好みのナプキンを買うように。金欠のときには家にあるお徳用パックのナプキンを使っていましたが、「やっぱり自分の好みで選んだナプキンのほうが安心だし快適だな」と実感しました。
実家にあるナプキンを使っていたころは「羽があるかないか」だけに注目していましたが、自分でナプキンを買うようになったことがきっかけで、メーカーによっても使い心地がまったく違うということに気づきました。
ナプキンの種類1つにしても、自分の好みに合ったナプキンを使うと、生理時のストレスが軽減される気がします。生理期間を快適に過ごせるよう、これからも自分に合ったナプキン探していきたいです。
著者/うみの るな
監修/助産師 松田玲子
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