月日は流れ、もうすぐクリスマス! 主人公の息子は、ずっと欲しかったものをサンタさんにお願いするようで……。
念願の自転車がやってきた!うれしそうな息子の笑顔
「わああああ!」
クリスマス当日、念願だった自転車を前にして大喜びする息子。
幼稚園でもクリスマスプレゼントの話題がのぼります。自転車をもらったことを息子がK君に言うと、「僕それ頼んだのに来なかったんだよなぁ……」と何やらうらやましそうです。「今度貸して!」とK君は早速頼んできますが、息子はちゃんと断ることができました。
数日後、お気に入りの自転車に乗った息子と主人公は買い物に出かけます。
うれしそうに自転車に乗る息子を見て、心から「良かった」と思う主人公。自転車はスーパーの駐輪場に停め、しっかりと鍵をかけてから入店しました。しかし……、
「あれ!?」
買い物を済ませて店を出ると、停めたたはずの自転車は跡形もなく消えていたのです。
クリスマスプレゼントに何をもらったのか、普通なら微笑ましい子ども同士の会話。ところが、友だちの大切な持ちものでさえ、K君はいつものように乱暴に借りようとしてきます。
おそらくK君には悪気はなく、K君ママの「人からものを借りて当たり前」という態度が元凶ではないでしょうか。「子は親の背中を見て育つ」とよく言いますが、親の言動に影響を受けているK君を見ると、親として悪い見本にはなりたくないと気が引き締まりますね。
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