「今も憎い。でも…」不倫相手の妻からかかってきた電話で告げられたのは… #婚約者は既婚者 30

交際を始めて4カ月でモトさんからプロポーズされた尾持さん。しかし実は、彼には妻子がいて、離婚しないまま尾持さんと交際をしていたのです。その事実を知った彼の妻から300万円の慰謝料を請求されましたが、弁護士さんに相談した結果「慰謝料は支払わなくていい」ということに。

それでも、モトさんの妻と子どもの人生を揺るがしてしまったという事実がつらく、ただ泣いて過ごすことしかできなかった尾持さん。そんなとき、彼の妻から突然電話がかかってきて……！？

突然かかってきた電話で「（夫の不倫相手だった尾持さんのことが）ずっと憎かった」「今も憎い」という妻の本音を聞かされ、言葉が出なかった尾持さん。

しかし、彼の妻から出てきたのは「でも恨むべきはあなたじゃない」という言葉でした。モトさんの不倫が判明してから時間が経ち、彼の妻も「尾持さんもモトさんの被害者であると思うしかない」という考えに至ったそうです。そして、モトさんとは離婚する方向で話が進んでいるのだそう。

ひと通り話した後、彼の妻は「離婚したら尾持さんの好きにしていい」と静かに言いました。

モトさんの妻からの突然の電話に驚きましたが、彼の妻は冷静に本音を伝えてくれました。「今も憎い」というのは妻の正直な気持ちだと思います。しかし、憎む相手は尾持さんではないと言われて、自分を責め続けていた尾持さんの心はすこし救われたのではないでしょうか。

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