義父の病気をきっかけに減塩に目覚める
私がむくみに悩んでいたころ、同居している義父が心不全で入院。義父は肺に水がたまっている状態で、足がとてもむくんでいました。その後、医療のおかげでなんとか回復、退院したものの、退院時の医師からの説明は「心不全は繰り返すことがあるので、減塩を心がけてほしい」というもの。
減塩を意識したことなどなかった私でしたが、まずはスーパーに行き、あらゆる減塩調味料(塩、醤油、味噌、コンソメ、だし)を購入することから始めました。普段の料理の味付けには減塩調味料を少量使い、全体の味を薄くします。幸いなことに病院食に慣れている義父は、少ない塩味でも食べられるようでした。
それから私は、スーパーでは塩分控えめな食品をこまめにチェックするようになりました。減塩タイプのベーコンやインスタントスープ、のりの佃煮など探すと結構ありました。
ある日ふと「私もこの食生活にしたら、ふくらはぎのむくみが解消できるんじゃない? 」という考えが浮かび、自分も義父とともに減塩メニューを食べることに。また、塩分の排出を促すというカリウムを含む食品、ほうれん草や小松菜、アボカド、バナナ、さつまいもなども積極的に食べるようにしました。
足踏器に乗ることを習慣化
私は大の運動嫌いで、普段は電動自転車で近所のスーパーに買い物に行くくらいしか体を動かしていません。しかし、せっかく減塩を始めたのだから何か軽い運動をしようかなと思いました。そして、ママ友に「ふくらはぎのむくみに効くこと、何か知らない? 」と聞いてみたところ、青竹踏みが良いとのこと。早速、ダイソーでプラスティック製の「健康足踏器(大)」(税込み110円/写真参照)を購入しました。
この足踏器には、さまざまな大きさの突起が付いています。試しに両足で乗ってみると、とても痛くて足踏みするどころではありませんでした。足踏器の上にタオルを乗せると痛みがマシになったので、片足ずつ乗せて土踏まずをほぐしたり、足指だけを乗せて刺激したりしました。
その後は、料理中にキッチンカウンターにつかまりながら立って乗るなど、毎日数分間ずつは足踏器を使用するようにしました。2週間ほどでタオルなしでも両足で乗れるようになったので、さらに朝・昼・晩の3回、歯磨きをしている1~2分間も利用して、足踏器に乗る時間を増やしました。
そして1週間ほど続けたとき、夕方のふくらはぎのむくみが軽くなっていることに気が付いたのです。
お風呂タイムも利用して血流改善に励む
減塩に意識した料理を食べ始め、毎日足踏器で足裏をもみほぐすようにしてから、夕方に「あ~、ふくらはぎが重だるい。早くお風呂に入りたい」と思うことが徐々に減ってきました。入浴が家族の最後になっても、「疲れているのになんで私が一番最後? 」とイライラすることもありません。むしろ、もう自分のあとに入る人が誰もいないことを利用して、入浴時も血流改善・むくみの改善を目指すことにしました。
目標は、40度の湯船に15分ほど浸かることです。お湯の中で足をブラブラさせたり、ふくらはぎを指で押してマッサージしたりしながら15分間ゆっくりとお湯に入っています。すると、お風呂上がりには体がポカポカになっているので、お風呂に入る前よりも入った後のほうが血の巡りが良くなっているような気がします。また、体がポカポカしている状態で寝床に入ると、朝の目覚めがとても気持ち良いことにも驚きました。
まとめ
もともと私は太り気味で運動嫌いのためか、ふくらはぎに限らず、むくみが多いと感じていました。中でも一番つらかったふくらはぎのむくみが、いろいろ試したおかげで改善して本当によかったです。
今は減塩タイプの食品もたくさん売っているので、そういった物を利用したり作り置きしたりして、あまり負担にならないように工夫しながら減塩生活を続けていきたいです。足踏器も最初はタオルがないと痛みがつらかったほどなのに、一度習慣化するとしないと気持ちが悪くなるのは驚きでした。夕方、足の重だるさがなくなったことで、イライラが減って気持ちに余裕ができたこともうれしかったです。
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著者:ゆみか
小学生2人の母。高齢の義両親を介護する日々、自分の時間も充実させたい。隙間時間に、カフェや本屋さんへ行くのが好き。