しろみさんが母親のルールに従うようになり始めたのは、祖父母宅でのある出来事がきっかけでした。
自由にのびのび過ごせていた祖父母宅での生活から一転…
やさしい祖父母は好奇心旺盛なしろみさんをいつも温かく見守ってくれており、しろみさんものびのびと、甘やかされて育ったそうです。
ところがそんな生活は、伯父夫婦が祖父母宅の隣に越してきたことをきっかけに一転。しろみさんたちは祖父母宅を出て、母・弟・しろみさんの3人での生活をスタートさせることになりました。
新しい家での生活は、母親の決めたルールが“絶対”。水を飲むのもトイレに行くのも、さらにくしゃみをすることまで、母親の許可が必要だったと言います。
そんな生活を続けていくうちに、しろみさんは次第に自分がやりたいことや、母親にして欲しいことを口にできなくってしまいます。
たしかに子育てをするうえで、“家庭のルール”というものは少なからず存在するものでしょう。
ですが、そのルールが子どもを縛り付けてしまうものなら、一度見直す必要があるかもしれません。
小さい子どもにも、当然人権はあります。しつけや教育という言葉をカモフラージュに、子どもの意思を無視するようなことがあってはいけません。
子どもを大切に思うからこそのルールですが、子どもの成長や発達に合わせて柔軟に変えていく必要もあるのかもしれませんね。
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