ある日、しろみさんが通う幼稚園のお友だちの、誕生日パーティーが開かれることに。しろみさんは、弟のショウと一緒に参加することになったのですが……。
初めてのマンションにワクワク
エレベーターの人数制限により、取り残されてしまった子どもたち。いつまでもユリアちゃんママが迎えに来ないことから、解決策を考えることに。
しばらくして、ショウの姿が見えなくなったことに気づいたしろみさん。焦る気持ちはあるものの、どうしていいかわからず「8階に着いたらおばさんに協力してもらって探しに行こう……」と思ったそのとき!
遠くでかすかに弟が泣く声が!!
しろみさんは、弟の声がする方へ泣きながら走り出します。
無事、ショウを見つけたしろみさんでしたが、責任感のないユリアちゃんママの発言にドン引き。
結局しろみさんは誕生日パーティーを楽しむ間もなく、迎えに来た母によって、弟を守れていないと体罰を受けたのでした。
姉である以上、幼い弟を守るのは当然なのかもしれません。ですが、話も聞かずに母親がしろみさんだけを責め、ましてや手をあげることはあってはいけないことです。
兄弟・姉妹を持つ母親としては、上の子に頼りたくなることもあるでしょう。ですが同じ子どもであることに変わりはありません。
「こうあるべき」「こうしてくれるだろう」という理想は、親が勝手に抱くもの。それを押しつけるのは違います。
そして、こういった体罰の場面に直面した場合は、迷いなく声をかけて子どもを守ることが大人の行動なのではないでしょうか。
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