「ナプキンなんてどれも一緒」と思っていた私…価値観が大きく変化する出来事が！？

 

長年、生理用品に関してこだわりがなく、ナプキンの選び方が適当だった私。ドラッグストアに行き、店頭に並んでいる物の中から『一番安い物を選ぶ』という選び方でしたが、特に困ることもありませんでした。

 

もちろん、店頭には私が普段買っている物とは違って、価格が高めの物もありました。しかし、ナプキンにまったくこだわりがなかった私は「どういう人が安くないナプキンを選ぶのだろう？」と、不思議に思っていたのです。

 

そんなある日、友だちと出かけている途中に、私は生理になってしまいました。突然の生理でナプキンを持っていなかった私は、友だちに「ごめん。生理がきちゃったみたいなんだけど、ナプキンを持ってなくて……もしナプキンを持っていたら1枚もらってもいいかな？」とお願いしました。

すると、友だちは「いいよ！ これ使って！」と快くナプキンを1枚くれました。友だちがくれたナプキンは普段私が使っている物とは種類の違う物でしたが、そのときの私は「初めて見るパッケージだなぁ」というくらいの認識。しかし、このナプキンとの出合いが私の考え方を大きく変えたのです。

私はさっそく友人にもらったナプキンを着けてみることに。

ナプキンを着けてみて、私はとても驚きました。 そのナプキンは、肌触りが普段私が使っている物とまったく違ったのです。 さらに、ショーツからナプキンがずれることなく、経血をしっかり吸収してくれました。「同じナプキンでも商品によってこんなに違うの！？」と、私は衝撃を受けました。

友人からもらったナプキンを気に入った私は、同じ物を買うためにドラッグストアへ。そこで、またもやびっくり！ 友人がくれたナプキンは、私が普段買っていたナプキンよりもはるかに高い価格で売られていたのです……。

普段、価格だけでナプキンを選んでいるため迷いはありましたが、友人がくれたナプキンの着け心地が忘れられなかった私は、意を決してそのナプキンを買うことに。次の生理期間からそのナプキンを使うようになりましたが、私の肌やライフスタイルに合っているようで前よりも快適に過ごせるようになりました。

 

 

友人からナプキンを借りたことがきっかけで、ナプキンを値段だけで選ぶのはやめて、自分に合ったナプキンを選ぶようになった私。価格も大切ですが、質にもこだわるようになったことで、より自分の体に気をつかえるようになった気がします。

 

著者／nanoka22
イラスト／おみき
監修／助産師 松田玲子