このまま放置すれば閉経となると言われ…
生理不順で産婦人科を受診し、血液検査をしてホルモンの状態を確認しました。検査の結果、女性ホルモンの分泌が減っており、このまま放置すれば閉経となるとのこと。早期閉経となってしまうと、これから先の人生で寝たきりになったりする可能性が上がると言われて驚きました。
女性ホルモンと骨密度は密接に関係しているようで、早期閉経となれば女性ホルモンの分泌が減り、骨がスカスカになりやすいとのことです。なるべく生理を来させて、ホルモンの分泌を促すためにホルモン補充療法を始めることにしました。
骨密度の状態で治療を続けるか決めることに
ホルモン補充療法を3カ月ほど続け、生理が毎月のように来るようになりました。治療の成果であると実感し、医師から言われた通りにホルモン補充療法の薬がなくなるまで使用しました。
薬がなくなるころを見計らって、再び産婦人科を受診することに。そして、生理が定期的に来るようになったと伝えました。すると、医師は「もしかしたら、ホルモンの分泌が良くなったかな?」と言い、血液検査と骨密度を測ることになったのです。
ホルモンの状態を調べる血液検査はこれまで何度もしていますが、骨密度を測ることは初めてです。骨密度と女性ホルモンには密接な関係があると医師が以前話してくれていたので、骨密度を測ることに対しては驚きませんでした。
そして、診察後に骨密度を測りに放射線科へ移動し、人生初の骨密度を測りました。レントゲン室のベッドにあお向けに寝て、台の上に足を乗せます。腰の辺りから上半身をレントゲンでスキャンするといった測定方法です。
2〜3分ほどで終わり、骨密度の結果もすぐにプリントしてもらえました。結果を見ると46歳の今、骨密度は同年齢の平均値でしたので、とても安心しました。しかし、20代の平均値と比べると77%ほどとのことで、年齢とともに骨密度が小さくなっていることを知ったのです。
骨密度の検査と血液検査の結果については、後日改めて受診して医師と今後について話すこととなっていたので、その日はそのまま帰宅しました。
骨密度の維持のために治療を継続
血液検査の結果が出るころに産婦人科を受診し、骨密度の検査と血液検査の結果について話を伺いました。結果としてホルモンの分泌は思ったほど上がっておらず、そのままホルモン補充療法を継続することに。そして、骨密度については問題はないが、少し運動をしたほうが良いと告げられました。
これまで健康については、健康診断のコレステロール値や、がんといった病気がなければ大きな問題がないと考え、あまり意識していませんでした。血液検査や骨密度を測り、医師の言う通り今後の生活で寝たきり予防を意識するためにも、今から気を付けないといけない年齢でもあると実感しました。
まとめ
生理不順を気にしての受診でしたが、ホルモン補充療法をすすめるうちに、老後の体についても気にしないといけない年齢であると考え始めました。骨密度をしっかりと保つことで、寝たきりを防げるとわかり、今後も医師と相談しながら、治療を続けようと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/村澤綾香
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著者:Y.N.
大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。