こんにちは。ママライターの里川まちこです。みなさんは赤ちゃんにおっぱいを飲ませるとき、どちらかのおっぱいに偏ったりしていませんか?私はいつも左側のおっぱいから飲ませていました。しかし、そのクセがおっぱいに影響を及ぼしていたのです。そんな私の体験談をご紹介します。
突然の片乳拒否
娘が生後6カ月ごろのこと。ふだん通りに授乳をし、左側のおっぱいから右側に替えて飲ませようとしたときのことです。右側のおっぱいをひと口飲んだその途端、娘がものすごい勢いで泣き出したのです。
私は理由がわからず、なだめながら何度も飲ませようとしたのですが、娘はもうおっぱいをくわえることもいやがります。左に抱き替えて再度飲ませると、左側のおっぱいはいつものように飲んでくれるのですが、右に抱え直すとそれだけでもう大泣き!そしてその日から、右側のおっぱいだけを拒否される日が何日も続くことになったのです。
左右のお乳の色が違う!?
気になった私は、両方のおっぱいを白いタオルに搾って色を比べてみました。すると、左のお乳はほとんど色がつかないのに、右のお乳は黄緑色!試しにコップにとって口にしてみると、なんだかしょっぱい!そう、娘はこの味をいやがって右側のおっぱいを拒否していたのです。
助産師さんに電話で相談すると、片方だけならば、おそらく古いお乳が溜まっているためだろうと言われ、まずは搾乳して様子を見ました。ところが、色が戻っても娘は飲もうとしてくれず、数日後ついに右側のおっぱいに熱っぽさと痛みが現れてしまいました。
”交互に飲ませる”を心がけよう
なぜ右側のおっぱいだけ古くなってしまったのか、理由は簡単でした。私は毎回左側のおっぱいから娘に飲ませていて、ときにはそれだけで娘が満足してしまうために、右側に古いおっぱいが残ってしまっていたのです。
おっぱいを与えるときは、前回始めたおっぱいと逆のおっぱいから飲ませないと、私のようになるケースがあるのだそうです。
助産師さんからおっぱいマッサージを受け、しっかり搾乳してもらうと痛みも引き、乳腺炎は免れました。その後2日ほど自分で搾乳を続けたころ、娘もまた飲んでくれるようになりました。
赤ちゃんの大事な栄養、おっぱい。毎日何度も飲むものだから、赤ちゃんもおいしいおっぱいがいいですよね。ママが少し気を付けるだけで、きっと赤ちゃんもずっとおっぱいが大好きでいてくれますよ!(TEXT:ママライター里川まちこ)