足の爪が二枚爪に?切ると硬くて苦戦
40代に入りふと気付いたのが、いつからかわからないけれど足の爪が硬くなっていることでした。何かでぶつけたわけでもなく、爪が剥がれたわけでもない。以前より明らかに爪が分厚くなっていました。
それに加えて爪の端には黒いほこりのような塊が詰まるようになったのです。最初は爪楊枝で掘り返していましたが、なかなかきれいに取れません。
ついに面倒くさくなった私は、爪切りで角を切り落とします。それに合わせるように周りの爪も深く切るようになっていきました。そうなると伸びて白くなる部分も深くなっていきます。白くなると切りたくなる爪を前に、深爪だとわかりながらも切ることをやめられませんでした。
爪に感じた違和感と、急に起きた痛み
44歳になったころ、爪を切りながら違和感を覚えます。心なしか爪が肉に埋もれているように見えたのです。
ある日靴を履いたとき、足の先に痛みを感じました。我慢できるけれど、ジンジンとした痛みです。見ると左足の人差し指が真っ赤に腫れていました。爪は肉に食い込み、膿があり熱を持っています。
腫れと膿は数日間続きました。痛いけれど病院に行くほどでもないと思い、診察に行くのを渋り続けました。それから3週間ほどたつと、腫れは治まり、膿も消えているようでした。腫れは白くふやけ、簡単に皮膚が剥がれるようになっていました。皮膚を剥いでみたものの、やはり膿はどこかで出てしまったのか、以前の爪と変わりありません。
治ったと思いそのままにしていましたが、ある日気になって巻き爪を検索してみました。画像を見ても私の爪は巻き爪とは言い難く、くるんと巻かれていません。ところが、その巻き爪と同じカテゴリーにあった陥入爪(かんにゅうそう)の言葉に目を奪われます。
あ、似ている。巻かれていないけれど、爪の端が肉に覆われています。ひどいもので血が滲んでいる画像もありました。これ以上ひどくなるのは困るし嫌だと思い、病院へ行くことにしたのです。
巻き爪と思っていたら「陥入爪」と判明
近所の皮膚科は手荒れがひどい私と次男が度々お世話になっており、評判も良いお医者さんです。足を見せるのが恥ずかしいと思うより、ひどくなるのを避けるため行くことにしました。
靴下を脱ぎ、ベッドに座って足を先生に見せると、すぐに「陥入爪だね。痛いでしょ」とひと言。どうやら私の陥入爪はまだ軽いほうらしく、「ひどくなれば手術もあるけど、あなたのは切って化膿止めを塗ることで様子を見ましょう」と言われました。
先の丸くなったはさみで、爪の側面に向かって斜めに切り、化膿止めを塗っておしまい。はさみを入れられる瞬間は少し怖かったけど、痛みもなく、その後化膿することもありませんでした。
診察の中で先生は「深爪が原因になったり、合わない靴を履いて外反母趾になることで陥入爪が悪化することもある」と言いました。たしかに私は深爪を繰り返し、丈も幅も合わない靴を無理やり履いていたのです。その後履き慣れた靴に履き替えたことが、腫れが引いたタイミングと同じ時期だと後に気付きました。
まとめ
現在も様子見ですが、今は深爪をしないようにし、そして足の爪をあまり見ないようにしています。見てしまうと、どうしても爪を切りたくなってしまうので……。
また、丈も幅も合わなかった靴はデザインが気に入って買った靴でしたが、新たに履きやすいスニーカーを探すことにしました。私の足は幅が広く甲が高くて丈が短いので、なかなか思うものに出合えませんが、歩くのが楽しくなるような靴を見つけたいと思います。
今回はささいなことが体に無理をさせ、病気につながるんだと痛感。違和感を覚えたら無理をしないことだと思い、教訓にします。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/サトウユカ
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著者:えっか
22歳専門学生の長男、19歳専門学生の次男、18歳高校3年の長女の3人を育てるシングルマザー。末っ子が大学進学となり収入を増やすべく副業ライターを始める。おいしいものを食べるのが特に大好き。 お出かけ好きで体形の割にフットワークは軽い。ジャニーズアイドルに日々目がハート。若く見せたいちっさいおばはんである。