仕事復帰から5年が経ち、ライコミさんの2人の子どもたちもすっかり大きくなりました。夫との関係は相変わらずでしたが、仕事も私生活も順調そのもの。ミドリさん家族との仲も深まっていました。そんなとき、ふとしたきっかけでミドリさんの娘のミズキちゃんが小学生の妹とおばあちゃんの面倒を見ていることを知ったライコミさん。「女子高校生ひとりでは負担が大きすぎない……?」と疑問に思います。そこからモヤモヤが積もる出来事が増えていき……!?
いつの間にか全員分のご飯を用意するはめに…
家族ぐるみの付き合いをしていたミドリさんに対し、最初は良かれと引き受けたことが徐々にエスカレートしていき、しまいにはミドリさんの家族全員分の夕飯を作ることになっていたライコミさん。「晩酌だけならまだしも、これはさすがに……」というモヤモヤが積もっていく一方でした。
そんなある日、食料を段ボールいっぱに入れて持って来たミドリさん。これまでの食費はもらえていないことを知りながらも、厚意に感謝しつつ中身を確認。すると、賞味期限が切れているものやギリギリなものばかり……。ミドリさんは、余りものや期限が迫った非常食をまとめて差し出してきたのでした。
仲が良いとはいえ、よその家族全員分の夕飯まで毎日用意するのは骨が折れるもの。食費さえもらえていない中で、それが当たり前のようになってしまえば誰でもモヤモヤしてしまいそうです。しかも、そのお礼が余りものばかりだったら……。みなさんは、付き合いの長い相手に異を唱えることはできますか?
「理想の隣人」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪