初デート日に生理が重なる
大学生になって人生初めての彼氏ができました。密かに思いを寄せていた相手だったので、初デートが決まったときは新しい服を購入し、事前にコーディネートも考えていました。ところがデート当日、朝から生理が始まってしまったのです。
少し下腹部に痛みを感じるのも嫌でしたが、一番の心配は経血漏れです。その日は、カジュアルファッションが好きな彼に合わせてベージュのパンツをはいていく予定でした。普段なら生理日に薄い色のボトムスは避けます。しかし、初めてのデートということもあり「生理初日なら経血量も多くないだろう」と楽観的に考え、予定していた服装でデートへ向かいました。
思いのほか経血量が多くて焦る
彼は私のコーディネートを見て、「めちゃくちゃ似合っている」と喜んでくれました。彼の笑顔を見て有頂天になった私。しかし、途中でトイレに行くと思いのほか経血量が多く、デートの途中から落ち着かなくなりました。
歩いている間にナプキンがズレたらどうしよう、このナプキンでは足りないかもしれないなどさまざまなトラブルを想像してしまう私。彼と一緒にランチをしている間は、お喋りも弾み、彼と過ごせる幸せを感じて一瞬生理のことを忘れていましたが、彼から「そろそろ他の所へ行く?」と言われお店を出ようとした瞬間、「あれっ?」という声が聞こえました。
彼氏に気付かれてしまった経血漏れ
「どうしたの?」と私が聞くと、彼から「お尻のあたりになんかついているよ」と返事が……。ドキッとして急いでトイレへ向かうと、なんとナプキンから溢れた経血がショーツだけでなくベージュのパンツにまで漏れていたのです。水洗いでは落としきれず、羽織っていたカーディガンを腰元に巻いてなんとか隠しましたが、せっかくのコーディネイトは台無しです。
彼にどうごまかそうか考えていましたが、どうやら経血漏れだということに気付いていたようで「今日は生理だったの? 体調は大丈夫?」と声をかけてくれました。初デートで大好きな人の目の前で経血漏れを起こしてしまいとても恥ずかしかったですが、彼のやさしさに救われ思い出深い1日になりました。
この出来事をきっかけに、生理中に外出するときはタンポンも併用するようになりました。それからはだいぶ経血漏れの頻度が少なくなりよかったです。今思い出しても恥ずかしいですが、彼のやさしさに改めて気付かされた日にもなりました。
著者/匿名
イラスト/もふたむ
監修/助産師 松田玲子
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