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「友だちがみんな不幸に…」仲良くなる友だちに母親が投げかけるひどい言葉とは… #毒親との20年間 11

「子ども大人な毒母と言われた母との20年間」第11話。幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女は、いつしか周りにすぐ流され同調し、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはそんなしろみさんと母親の20年に渡る物語です。

母親の決めたルールに従うため、家では自由にテレビや音楽を楽しめないしろみさん。友だちとの会話にもついていけなくなります。そんな時、話しかけてくれた男の子・チャラ男はしろみさんを「好き」 と言ってくれましたが……?

見た目に反してやさしいチャラ男に、次第に心を許していくしろみさん。ドラマや芸能人の話をしないチャラ男は、しろみさんにとって話しやすい存在でした。ところがそんな楽しい毎日は、またもや母親によって……。

なんだか楽しそうね?

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しろみさんの伯父から、チャラ男の存在を聞きつけやってきた母親。


いつもは黙って母親の意見に従うしろみさんですが、今回ばかりは口を出さずにいられません。

 

「チャラ男くんいい人だよ!!」 と母親に一生懸命伝えます。


それでもしろみさんの思いが、母親に届くことはなく……。

 

「いい人かどうかはあなたが判断する事じゃない。お母さんが決めます!!」


結局それ以上母親に逆らえないしろみさんは、チャラ男との仲を引き裂かれてしまうのでした。

 


誰を好きになって、誰と一緒にいるかを決めるのは本人同士です。

 

親としては、つい心配してしまうこともあるかもしれませんが、親の自分が気に入らないからといって、子どもの自由を奪っていい理由にはなりません。


必要以上に手出し、口出しはせず、子どもが困ったときには手を差し伸べる、そんなつかず離れずの距離感で、子どもの成長を温かく見守っていきたいですね。

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      チャラ男はもともと学校来てないですからね。しろみちゃんと付き合ってなくても来なくなっていたと思いますよ

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターしろみ

    自身が経験した育児と家族のことや、知人の体験談をもとにマンガを描いています。著書に「なんでも横取りする妹が嫌い」(KADOKAWA)

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