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「あんたなんて…」え!?受験に落ちた私に、母が衝撃の言葉を投げつけ、ついに… #毒親との20年間 12

「子ども大人な毒母と言われた母との20年間」第12話。幼いころから母親の言うままに、母親のレールの上を走り続けていたしろみさん。そんな環境で育った彼女は、いつしか周りにすぐ流され同調し、自分の意思をもはっきり言えなくなっていました。しろみさんはそんな自分の生き方に疑問を抱きつつも、母親に特に反抗することもなく、ありのままの状況を受け入れて成長していきます。これはそんなしろみさんと母親の20年に渡る物語です。

しろみさんの家では、母親が決めたルールが絶対。友だちも好きになる人も、母親が気に入らなければその仲を引き裂かれてしまうのでした。そうしてしろみさんは、特定の仲良しを作ることを次第に諦めていきます。

ある日、母親の思い付きで急遽、中学受験することが決まったしろみさん。受験は2 カ月後に迫っていましたが……?

母親の言う通り、受験に向けて勉強も面接の練習も頑張ったけれど

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拒否権のないしろみさんは、たった2カ月で中学受験の準備をすることに。しろみさんなりにできる限りの努力をしましたが、結果は「不合格」 でした。


残念な気持ちはあったものの、受験勉強で目まぐるしかった毎日からやっと解放されたしろみさん。読みたくて我慢していた本を、早速読もうとページを開きます。


ところがその姿を見た母親はブチ切れ!


「こんなことだから落ちたんでしょ!? 勉強しない子なんかお母さんいらないから!目の前からさっさと消えてよ!!」


と、しろみさんを部屋着のまま外に締め出してしまうのでした。

 

真冬の寒さにさすがに限界を感じたしろみさんは、祖父母宅へ向かおうとします。それを察した母親はしぶしぶ家のなかにしろみさんを引き入れました。

 

その日からしろみさんはすべて母親に従い続ければいいんだとさらに思い込むのでした。

 


子どもが歩んでいるのはあくまでも子どもの人生。親のものではありません。親の言動が子どもの将来の選択を狭めてしまわないよう、心にとどめておきたいものですね。


皆さんには、子どもについ口出しをしすぎて、後悔してしまったという経験はありますか?

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターしろみ

    自身が経験した育児と家族のことや、知人の体験談をもとにマンガを描いています。著書に「なんでも横取りする妹が嫌い」(KADOKAWA)

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