久しぶりの再会に喜んだのも束の間、スミレちゃんと引きはがされた娘が心配そうに尋ねてきます。
いくら避けても、スミレちゃんのパパからの好意は止まりません
震えながら手を引いて歩くアカリさんに、娘はスミレちゃんと遊ぶのがいけなかったのかと心配して尋ねます。
アカリさんは夫への気持ちを例に、他の異性と会うことはしたくないとかみ砕いて娘へ伝え、なぜスミレちゃんと会っても遊ばずすぐに帰ってしまうのかについて納得してもらいました。
念のため、夫のいない1カ月間は娘のレッスンを休むことにしたアカリさんでしたが、その間にも、スミレちゃんのパパから気持ち悪いメッセージが何通も届きます。
アカリさんがひとりで耐え続けることに限界を感じていたある日、スミレちゃんのママから相談があるから会えないかと連絡が来たのでした。
最初から夫に何かがおかしいと繰り返し相談しておけばよかったですね……。
子どもの心を傷つけず、誤解を与えないように、なぜ友だちと遊べないのかを伝えるというのは、もしかしたら大人に伝えるより難しいことなのかもしれません。
悩みをひとりで抱え込んでしまうと、解決の糸口が見つかるまでに時間がかかってしまいます。追い込まれる前に、信頼のおけるパートナーや友人に相談をしましょう。
相談相手が取り合ってくれないなどの不安要素があれば相談窓口などを利用するのも解決までのひとつの手ですね。