夫の厳しすぎるしつけで楽しい夕食が一転
わが家は作法に厳しい夫の方針で、上座から夫、私と座り、向かい合うかたちで子どもたち、という席順が決まっています。それぞれの席の前に自分のお箸や食器を並べ、全員が着席したところで夕食がスタートします。
その日の夕食は子どもたちの好きなハンバーグ。長男が、大きな口を開けてハンバーグを口に入れようとしたそのとき、 突然「なんだ、その箸の持ち方は!」と怒号が飛んだのです。叱られた長男だけでなく、隣に座っていた次男もビックリ。2人ともわんわん泣いてしまいました。長男は箸や鉛筆を持つのが苦手で、以前から注意されることもしばしば。和やかな夕食の雰囲気から一転、そこは地獄絵図と化しました。夫の言葉に恐怖を感じ、わんわん泣く子どもたちをなだめることに。
息子たちが寝たあとは夫との話し合いです。普段、夫のしつけには口を出しませんが、その日ばかりは言わずにいられません。「親の感情に任せて子どもを怒るのは間違っている! 子どもたちが傷つくような言い方はやめて」と伝えました。夫はそのあと反省したのか、翌日子どもたちに謝罪。子どもたちは特に気にしてはいないようでしたが、正直ここまで厳しい人だったとは……。また行き過ぎた言動をしないよう、息子たちをしっかり見守っていきたいです。
著者:徳島久美/女性・主婦。6歳の長男と3歳の次男を育てる専業主婦。イタズラ好きな長男に手を焼きながらも、毎日前向きに楽しく暮らしている。
作画:becomachi85
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています