ハルやんは、ミソノさんが会社で起こした不正やパワハラ、育児放棄、同級生のタメ田さんとの不倫など、今までの出来事をすべてをあおばさんに話しました。それを聞いて、何かしてあげられないか?と考えていたあおばさん。
そんなタイミングで開催される高校の同窓会。
あおばさんは久しぶりに参加することを決め、友人のいっちーとある計画を立てていました。
楽しそうに話す姿が許せなくて……
ハルやんの事情を知ったあおばさんは、「美空ちゃんを預かるから同窓会に行ってきなよ!」と勧めるも、「今タメ田に会ったらキレちゃいそうだし、みんなに迷惑もかけてしまう」と、苦笑いして断ってきました。
そんなハルやんに、あおばさんはあることを提案したのです。
同窓会当日――。
あおばさんは親友のいっちーと久々に再会するやいなや、「この間お願いしたこと頼むね?」「任せて!」と、コソコソと合図を送り合います。
それから祝杯をあげ、みんながお酒に酔いはじめたころのこと。
いっちーの隣に幹事のカジさん、あおばさんの隣にタメ田さんが座ってきました。
「そういえば、ハルやんと仲良かったけー?」と、喋りかけてくるタメ田さん。
あおばさんは事情を知っているため「まぁ」「あまり」などそっけない態度で返事をしていると、
「あいつ奥さんに逃げられたらしいよー? まじウケるよなー!ハハッ!」
と、タメ田さんは笑いながら友人の話を「ウケる」とバラしてしまうのでした。
あおばさんがすべて知っているなんて思いもよらないタメ田さんは、あおばさんに話しかけました。友人の身に起きている問題を、本人の許可もなく笑って話してしまうなんて許せませんね。まったく反省していないようで残念です。