仕事中、ハルやんに保育園から電話が。具合が悪い美空ちゃんを保育園に置いたまま、お母さんが姿を消してしまったという驚愕の話でした。
急いで迎えに行き、病院で診察を終えたあと、家に帰宅すると、ミソノさんはハルやんがいない隙に、家の荷物をまとめて家を出ていました。ハルやんの高校の同級生で会社の同期でもある、不倫相手のタメ田さんのところに行ったのです。
ハルやんはすぐにタメ田さんに電話をかけ、「人を見下して傷つけて、優越感に浸って勘違いしるみたいだけど絶対に幸せになれねえからな」「最後はすべて失うだけだ」と言い放ちます。
そんなとき、高校の同窓会案内メールが届きました。
そこに美空ちゃんと同じ保育園に通っているあおばさんを発見! 美空ちゃんが保育園に置き去りにされた一件を何か知っているのでは、と思い連絡を取ったのです。
どうにかハルやんを助けたい……!
実は、あおばさんもハルやんに連絡を取ろうか迷っていました。
保育園で美空ちゃんに冷たい態度を取るミソノさんをよく見ていたため、心配していたのです。しかし、他人が干渉しすぎるのも……と悩んでいるときに、ハルやんから連絡が! 同窓会のお知らせメールのおかげで、二人は連絡を取ることができました。
それからハルやんの話をすべて聞いたあおばさんは、
「私にできることがあれば言ってね」
と、優しい言葉をかけました。
数日後、あおばさんが保育園にお迎えに行くとハルやんと遭遇。顔色が悪く疲弊しきっている様子に、あおばさんはとても心配になりました。
話を聞くと、ミソノさんに離婚届を渡しても音沙汰なし、ミソノさんが働く支店に行っても会えない状況が続いているとのことでした。
「職場のみんなを巻き込みたくないし、心配かけたくない」と一人ででこの問題を抱え込んでいるハルやんに、あおばさんは自分にできることはないか考えていました。
夫婦や家族の問題はとても難しいですよね。ですが、妻が同僚の友人と不倫して、娘を置いて出て行ったなんて心のダメージは計り知れません。一人で抱え込むほどつらさは増すばかり。たまには、周りの人に話して、頼ってみるのもいいかもしれませんね。