加奈子が体調が悪いことを伝えても、一切心配するような言葉は口にせず、グチグチと文句を言い続ける夫。しかしその後、加奈子の様子を見にきてくれた息子は、「大丈夫?」と体調を心配してくれて、やさしい言葉をかけてくれたのでした。
息子のやさしい言葉で、一瞬昔の夫を思い出してしまった加奈子。しかし、すぐに"思い出さなきゃよかった"と、後悔したのでした。
いつの間にか、すっかり変わってしまった夫。加奈子は夫の存在そのものに、恐怖を感じるようになっていて……?
体調悪くて寝てるのに…。夫の声がうるさくてイラッ!
加奈子が布団で寝ていると、
いつの間にか帰宅していた夫。
リビングからは、夫が大きく笑う声や、
ドアをバタンと閉める音などが聞こえてきました。
(う……うるさい!!)
"大きな音"にイラ立つ加奈子。
(こんなんじゃ治るどころか、
むしろ悪化していく……!)
そんな不満を抱きながらも、口には出さず、
我慢して寝ていた加奈子。
すると、突然夫が立ち上がり、
加奈子が寝ている部屋に入ってきたのでした。
◇ ◇ ◇
わざとしているのでは?と思うほど、大きな声で笑ったり、大きな生活音を出していた夫。いくら前日に夫婦で言い合っていたとしても、体調の悪いときくらいは、もう少し配慮してくれてもいいのでは?と思ってしまいましたが……。こういう嫌がらせのようなことをされると、治るものも治らなくなってしまいますよね。