加奈子が体調が悪いことを伝えても、一切心配するような言葉は口にせず、グチグチと文句を言い続ける夫。しかしその後、加奈子の様子を見にきてくれた息子は、「大丈夫?」と体調を心配してくれて、やさしい言葉をかけてくれたのでした。
加奈子が1日中寝ていると、いつの間にか帰宅していた夫。しばらくすると、加奈子の様子を見に寝室へ入ってきたのですが、次の瞬間、あり得ない言葉を口にして……?
咳込む妻を見た夫が、口を開いて言った言葉は?
「めっちゃ顔色悪いし、
この時間になっても治ってないのかよ……」
あまりのひどさに、
思わずあっけにとられてしまった加奈子。
「てか夕飯は?……ってどうせ作ってないか。
まぁそんな状態で作られても絶対まずいだろうから、
別にいいけどさ」
「適当に出前頼むから、部屋こもっとけよ」
夫はそう付け加えると、加奈子が寝ている部屋から
さっさと出て行ったのでした。
夫に不当な扱いを受けたことに
ショックを受けた加奈子。
さらに勝手に"食欲がない"と決めつけられ、
加奈子の分の出前は頼まず……。
(あとでこっそりおかゆを作ろう)
そう思いながら、
またひと眠りにつくのでした。
◇ ◇ ◇
心配する素振りはなんて全くなく、加奈子の体調には興味を全く示さなかった夫。結局、夕飯のことを確認するために、加奈子が寝ている寝室に来たということでしょうか……。結局、出前も加奈子の分は取ってもらえず、本当に不当な扱いすぎて、こちらまで切なくなってしまいました。