突然の脳出血
私は46歳のときに脳出血を起こしました。夜中にトイレに起きた際に体の自由が利かなくなり、救急搬送されました。
処置を受けた病院でリハビリを開始し、少し体が動かせるようになりましたが、初めは右手で箸や鉛筆を持つこともできませんでした。
その後、転院したリハビリ施設にて、本格的なリハビリが始まり、ある程度体が動くようになったころ、約2カ月間も生理が来ていないことに気付きました。気にしないでいると再開しましたが、移動するのにも歩行具がいる状況で自力ではトイレに行けない状態だったので、ナプキン交換も大変で参りました。
その後自力でも基本的な生活が可能になり、右手の握力も回復しました。そして、訪問リハビリを受けることを前提に、入院生活は終わりました。
追い打ちをかける体調不良
自宅での生活に少し慣れたころ、右肩に強い痛みを感じました。右腕が上がらなくなり、長袖の服を着ることもつらくなってしまったのです。また、右肩を下にして眠れなくなりました。
他にも就寝中にトイレに行きたくなり夜中に起きることが増えました。自宅にいるときは水分をとって、寝る直前にトイレに行くようにしました。
ちょうど理学療法士の方に訪問リハビリに来てもらっていたので、肩の痛みに関してはアドバイスをもらいました。肩は適度に動かすように言われました。
今は肩の痛みも、夜中にトイレに行くために何度も起きるのも少しましになっていますが、長く付き合う覚悟はしています。
覚悟はできたけれど
とはいえ、トイレに行くのも面倒な状況で大変なのが生理です。私は元々経血量が非常に多く、昼に夜用のナプキンを使っても数時間で交換しないといけませんでした。
今でもほぼ28日周期で毎月生理が来るので、この生理時のトイレが大変な状況はもう少し続きそうです。
生理周期は乱れていないものの、最近はイライラして怒りっぽくなったりすることが増えました。ついに私にも更年期が来たのかもしれません。
私は40歳のときに乳がんで右乳房の摘出手術を受けているため、医師からはがん細胞を増殖させるおそれのある、更年期の症状を緩和してくれるような女性ホルモンの投与はできないと言われています。
更年期をあまり深刻に捉えていなかったのですが、我慢するしかないことはショックでした。しかしダメなものはしょうがないので、今は諦めています。
ストレスもよくないと思うので、あまり深く思い悩まないようにしています。
まとめ
私は脳出血を起こした直後に体調不良や更年期のような症状が出てきました。体が少し不自由な状況だったため、ついてなかったとは思いますが、リハビリ中で理学療法士のアドバイスを受けることができたので、ひどい肩の痛みも一番つらい時期は耐えられたと思います。更年期や体調不良に対してあまり深刻になり過ぎずに良くなっていくのを気楽に待ちたいと思います。
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※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:藤原花子
20年以上製薬会社に勤務していた。今は植物いじりと簡単なお菓子作りが好きな専業主婦。