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若いころは冷えを感じなかったのに…冷えに悩む私がおこなった対策とは【体験談】

若いころは体の冷えを感じることはあまりなく、冬でも厚着は苦手だなと感じていました。友人から「薄着で元気だね」と言われるほど寒さを感じていなかったのですが、30代後半から手足だけでなく、体全体が冷たくて仕方がないように。特に、今年の冬は何をしても冷え過ぎてつらく感じました。少しでも改善すればと思い、私がおこなった対策を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師駒形依子 先生
産婦人科 | こまがた医院院長

東京女子医科大学医学部卒業。米沢市立病院入職後、再び東京女子医科大学に戻り、専門医を取得。同大学産婦人科に入局し産婦人科医として働きつつ、性科学を学び、また東京女子医科大学東洋医学研究所で東洋医学を学ぶ。2019年1月に地元山形県米沢市にて、こまがた医院を開業。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力~女医が教える「人には聞けない不調」の治し方(KADOKAWA)』。
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しょうがやシナモンで冷え性対策

寒い時季は外出してもトイレばかり気になっていました。冷えだけが原因ではないのかもしれませんが、自分のトイレの頻度が多過ぎて冷えは困ると感じていました。

 

そこでパート先の先輩ママから、毎日の料理にしょうがを多用すると良いと教わり、試すことに。しょうがを細切りやみじん切りにして冷凍庫で保存。毎日の食事、例えば炒め物や煮物にもしょうがを入れてみました。

 

わが家の子どもたちはこまかく刻んでもしょうがが入っていると、敏感に察知してしまいます。でもすりおろしたしょうがなら、味噌汁や肉団子に入れても誰も気付きません。そこで料理にはすりおろしたしょうがをメインに使うことにしました。

 

また、体を冷やすというコーヒーは控えめにして、しょうが湯やしょうが紅茶を飲むように心掛けました。ネット情報によると、冷え性の人は、生よりも乾燥・加熱したしょうがのほうが良いようです。

 

しょうがとは関係ないのですが、パートに行く日は、保温できる水筒に牛乳で紅茶を煮出したチャイを入れていくのがマイブーム。少しの砂糖とシナモンを入れると、寒い職場でも体が温まり、スパイスの香りとほんのりした甘味で疲れた心と体をリセットできる気がします。

 

機能性インナーを買い替えてみた

着込むイメージ

 

私は子どもの習い事や幼稚園の送迎時に、真冬でも何時間も外で過ごすことがあります。防寒対策として、自分の手持ちの服のうち一番暖かい服を組み合わせたり、何枚も重ね着したりするのですが、それでも寒いのです。若いママたちを見ると、気温が低くてもそこまで寒そうでもなく、着膨れもしていません。

 

もしかしてインナーが違うのかもしれないと思い、ユニクロのヒートテックの中でも、さらに暖かそうな「極暖」のインナーを初めて購入してみました。たしかに今まで長年着ていたものとは各段に違って暖かくなりました。機能性インナーを上下に着こみ、インナーダウンも着用。冷えは足元から来るので靴下を2枚重ねて履き、さらに底が厚めの靴を履いて、とにかく手持ちの服で考え得る限り暖かい格好をしてみました。すると耐え難かった真冬の外での活動も少しはマシになったような気がしました。

 

今年は光熱費がびっくりするほど高く、室内で過ごすときも無理ない範囲で節エネルギーを心掛けました。そのため室内でもひんやりすることもありましたが、機能性インナーのおかげで暖房をあまり使わなくても過ごすことができたように思います。

 

 

筋力不足が原因? ジョギングに挑戦してみた

子どもとジョギングイメージ

 

食べ物に多少気をつかっても、機能性インナーを着てもやはり根本的に体の芯が冷えている感は否めませんでした。調べたところ、冷え性タイプには「自律神経の乱れ」と「加齢・筋肉量減少」の2種類があるのだとか。私自身は後者に当てはまると感じました。

 

日ごろの運動習慣がなかったり、不規則な食生活を送ったりしている人は、冷えを感じやすいのだそう。そこで、以前から興味はありつつもなかなか勇気が出なかったジョギングを子どもと一緒に始めてみました。

 

子どものマラソン大会に合わせて月に10回弱、1回につき2km弱走る程度でしたが、必死で何とか走った後は体もぽかぽか、むしろ汗ばむくらいでした。すっかり冷え切っている私にとってこんな寒い時期に汗をかけるなんて、ありがたい経験でした。

 

また走った後はごはんもたくさん食べられました。筋力不足の原因はたんぱく質の摂取不足もあるのだとか。適度な運動と適切な食事は本当に大事だなと痛感しました。

 

マラソン大会後も2週に1回のペースで走っていますが、ただ1人で走った日は本当につらい。自分よりも遅い低年齢の子どもと一緒であれば苦しいながらも、親の責任感からか、なんとか走りきれます。誰かと一緒にする、というのはモチべーションを上げるためにも大事だなと感じました。

 

まとめ

若いころは、「薄着で元気だね」と言われていた自分がまさかここまで冷えに悩まされるようになるとは思いませんでした。食生活を意識的に変えたり、衣類を変えたりしましたが、本当に冷えを解消するには体を動かすことなのだろうと思い、運動も取り入れてみました。

 

若いころからジョギングは苦手で、興味はありつつもなかなか挑戦する気になれなかったのですが、子どものマラソン大会をきっかけに一歩前に踏み出せたことがよかったです。他人と比べてしまうと、自分はできてないと思いがちですが、できないなりにもここまで進めたと自分で自分を励まして、ジョギングを続けていければいいなと思います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

 

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著者:とんかつ

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