賞味期限切れやギリギリの食材が詰まった段ボールを見つけた夫にライコミさんが事情を話すと、「客にこんなものを出すなんて失礼だ!」と怒り出した夫。ライコミさんは仕方なく夫の言葉に従い、いつもよりも豪華な晩酌を用意。「うちのは馬鹿で客のもてなし方も知らなくて」とミドリさん夫婦にいい顔をする夫の言葉にゾッとしてしまいます。そんなある日、娘の一言にハッとする出来事が……!?
手放しで歓迎できなくなっている自分に気づき…
ミドリさん夫婦が帰ったあと、もらった食材はひとりで食べきれる量ではないと夫に再度相談したライコミさん。しかし、「賞味期限が切れたら捨てればいいだろ!」と言われてしまいます。
「もう夫に意見するのはやめよう……」と、あらためて思ったライコミさん。そんなライコミさんの姿を見て、娘のヒマリちゃんは「パパって絶対キッチンこないし、黙って使えばバレないって」と励ましてくれます。その言葉で、何もかも夫の言いなりになる必要はないとハッとしたライコミさん。そして、以前姑のことで悩んでいたとき、同じように励ましてくれたミドリさんを思い出しますが……。
あのときはとても頼りにしていたはずなのに、最近はミドリさんを手放しで歓迎できなくなっている自分がいることに気付いてしまうのでした。
ライコミさんは、ただ味方になってほしい、話を聞いてほしいと思って夫に相談したのに、叱られてしまっては悲しいですね。そんなとき、わが子に励ましてもらえて、とてもうれしかったのではないでしょうか。そんな相手がママ友にもいると心強いですが、言動に疑問を抱き始めている相手に対し、心を開くのは難しいですよね。ここは無理せず、一定の距離を保つのが賢明かもしれません。
「理想の隣人」のマンガは、下記にて掲載されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
-
前の話を読む15話
「あんな粗末な料理で恥ずかしいと思わないのか!」豪華になる晩酌にモヤモヤが止まらない! #理想の隣人 15
-
次の話を読む17話
「実家を離れようと思って…」実の母親に違和感を抱く娘の告白 #理想の隣人 17
-
最初から読む1話
「本当の家族にならない?」子どもを結婚させて親戚になろうと言ってきたママ友 #理想の隣人 1