子どもが小さいときは電子レンジ大活躍
子どもがまだ幼いときは、子どもの時間に合わせて生活していたので、いつも時間に追われてばかり。そのため、時短料理をして少しでも家事時間を減らすように心がけていました。
かぼちゃやにんじん、根菜類でも火が通るまでに時間のかかるものは、あらかじめ電子レンジで柔らかくしておきます。そうすることで、調理時間を短縮できてガス代などの節約にもつながります。
子どもが小さいときも何かと物入りで少しでも、節約できるものは節約していました。電子レンジのおかげで、時間もお金も節約できて本当に助けられていたことを覚えています。
食べ盛り期は大鍋調理と冷凍保存
子どもたちが小学校高学年になると、体も大きくなり食欲も出てきました。でも、子どもたちの習い事や私の仕事の関係から、なかなか料理に時間をかけられません。
そこで、大鍋で煮物やシチューなどを多めに作り、2日に分けて食べたりしたものです。毎日一からすべてを作ることはとても大変でしたので、常備菜を作ったり残り物を出したりして、毎日の食事の準備の負担を減らしていました。
また、料理を多めに作っては冷凍保存して、おかずがもう一品欲しいときには、温めたり解凍したりして食卓に並べています。学校に持っていくお弁当のおかずにも便利で、少し多めに作って冷凍することで、時間的にも気持ちの面でも余裕が生まれました。
それから、仕事などで疲れて食事の支度をする気力のないときでも、冷凍保存してあるものを温めて並べることもあります。
とりあえず何かある状態は、育ち盛りの子どもたちの「おなか空いた」にすぐに答えてあげられるのも、親として安心できました。
ひとりごはんが増えてゆっくりと調理
子どもたちが大学生になると塾にも行かなくなり、慌ててごはんを用意することも少なくなりました。バイトなどで一緒に食事もしなくなり、私ひとりで食事することも多く、食事をゆっくりと取りたくなったのです。
それは以前より丁寧な暮らしに憧れていて、調理に手間や時間をかけて味わうことをぜいたくだと思っていたからです。
ひとりで食事をすることが増えて、ひと手間加えて調理して料理を作る行程を楽しんでいます。例えば、野菜を電子レンジで柔らかくするのではなく、蒸したり焼いたりすることで、野菜の甘味を引き出しています。
そうすることで、電子レンジを使うよりも柔らかく、また味も濃厚になるのです。特ににんじんやかぼちゃは甘くなり、調理するときは砂糖の量を抑えられます。素材のおいしさをそのまま味わえるので、蒸す手間はありますがワンランク上のおいしさとぜいたくを感じています。
料理だけでなく生活を楽しむ余裕が生まれた
子どもたちが大きくなるまでは、時間に追われて他の趣味が取れないこともありました。自分がしたくても、時間的にも心の面でも余裕がなく諦めていたことがあったのです。
子どもたちが大きくなったことによって、自分の時間を持てるようになり、だんだんと他のことにも興味が湧いてきました。ハーブや野菜を育てたり器にこだわってみたりと、これまで諦めていたものを楽しめるようになっていったのです。
まとめ
子どもたちが大きくなり、ひとりでの食事の際には急いでごはんの支度をしなくても済むようになりました。そこで、以前より憧れていた生活を実践してみることにしたのです。ひと手間かけることでおいしくなる調理を始め、生活の豊かさを実感しています。これからも、休日などにゆったりとした時間を楽しみたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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著者:Y.N.
大学生の子どもが2人。自宅で過ごすことが多くなり、パン作りやお菓子作りに励む。季節感を取り入れた生活が好きで、フルーツシロップ作りもしている。