専業主婦は浮気されても仕方がない！？ 無能扱いされた妻による夫への復讐とは

 

結婚前は看護師としてバリバリと働いていたパニ子。しかし、秀斗から結婚時に家庭を守って欲しいと説得され、専業主婦になりました。

 

来夢が生まれて10年がたち、子育てもひと段落したということで、パニ子はもう一度働きたいと思うようになりました。

 

そこでパニ子は秀斗に相談をすることに。パートタイマーでもいいから働きたいと言うと、秀斗は「まさか、俺と交わした約束忘れたわけ？」と言いました。

 

パニ子と秀斗は結婚するとき、とある約束をしていました。秀斗はその約束を口約束にさせないために、誓約書まで用意していたのだとか！

 

その誓約書には洗濯や掃除、料理など家事の一つひとつに対する値段が細かく書かれていました。そして、毎月家事をした分のお金を支払うという内容が記されていました。

 

そしてそれを持ち出し、パニ子に「金が欲しいなら、この誓約書に記載してある通りにやるからさwお前のわがままで働きに出たいとか、そういうことは、一切受け付けないからな！」と秀斗はパニ子が働くことを否定しました。

 

ある日の掃除中、パニ子は本棚の隙間から1枚の封筒を見つけました。何かと思って中身を見てみると……秀斗が女性とキスをしている写真やラブレターが入っていたのです！

 

自分のキャリアを捨て、秀斗のために尽くしてきたパニ子にとって、秀斗の浮気は許し難いものでした。

 

何も知らずに帰宅した秀斗に「一体、これはどういうことかしら？ 説明してくれる？」と封筒の中身を見せます。秀斗は動揺していたものの「浮気される側にも問題があると思わないw？」と開き直った態度！

 

そして、パニ子が無能で魅力的ではないから浮気をしたと言い放ったのです。

 

偶然パニ子たちの話を聞いてしまった来夢でしたが、なんと来夢は秀斗の浮気倫相手と面識があったようで「母さんと違って自分で稼いで自立しているし、その上料理も完璧！」と相手を褒めちぎりました。

 

パニ子はショックを受けつつも、2人そろって自分をだましていたことに怒り心頭！ すぐに荷物をまとめて実家へと帰りました。

 

その後離婚届を提出し、パニ子が自由になってから1カ月が経過しました。パニ子はようやく準備できたとある書類を秀斗たちに送りました。

 

すると、秀斗たちから電話が！ 随分と慌てた様子の2人にパニ子は笑いが止まりません。

 

それもそのはず、パニ子が送ったのはこれまでの家事代5000万円と浮気に対する慰謝料400万円の請求書だったのです！ こんな金額は支払えないと言った秀斗でしたが、誓約書に書いてある金額と結婚年数から導き出された金額のため、パニ子には請求する権利がありました。

 

多額の家事代と慰謝料に秀斗は大パニック。しかも秀斗と再婚する予定だった浮気相手は、来夢の世話をするつもりはなかったらしく、子連れなら再婚できないと言いだしたのだとか。

 

結局、2人はパニ子にも浮気相手にも見放されてしまいました。その後、秀斗の実家に事のあらましを報告したところ、義両親が秀斗たちをしっかりと監視してパニ子にお金を支払っていくということになりました。

 

一方でパニ子はまた看護師として働きだし、人生を再スタートさせました。

 

専業主婦は家事をするのが当たり前という考えを持っている人もいますよね。しかし、家事も立派な仕事の一つなのではないでしょうか。普段家事をしてくれている人には感謝しなくてはいけませんね。