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「いきなり殴りかかって…」騒動を目撃していた生徒。先生に真実を伝えようと!? #小学生トラブル【君が好き】56

「君が好き」第56話。小学3年生で同じクラスのソウとレクト。友だちの輪になかなか馴染めないレクトにとって、ソウは唯一の友だちでした。しかし2人の関係には温度差があり、ソウはレクトの誘いを断ったことをきっかけに、レクトから嫌がらせを受けるようになります。そしてレクトは、一方的にソウに突っかかっていたにもかかわらず、駆けつけた教頭先生に「ソウにいじめられていた」と嘘をつきました。

奥さんの出産のため、学校を休んでいた担任の鈴木先生。休み明け前日、準備のため学校に訪れると、校門の前で偶然、ソウのお母さんに出くわします。レクトとのトラブルを心配して学校に駆けつけたソウのお母さんに、経緯を聞き、驚いた鈴木先生ですが、「ソウくんのことはわかっているつもり。必ず明確にしたい」と伝えました。

「息子が苦しんでいるのに、相手の子の顔も性格も、何も知らないなんて……」と自分を責めたソウのお母さんは、レクトについて情報を集めることに。「レクトは育児放棄を受けている可能性がある」という情報通のママ友の話や、「娘がカツアゲされそうになった」というレクトの姉とトラブルになった生徒のお母さんの話など……。レクトには複雑な家庭事情がありそうでした。

 

お母さんと鈴木先生が話した翌日、鈴木先生は学校に復帰。さっそく生徒たちの前で、「先生がいない間に起きた事件について、みんなに確認したい」と、話を切り出すと……。

 

トラブルを見ていた生徒たちは、先生に…!?

君が好き56

 

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ソウとレクトのトラブルについて、クラスの生徒たちと話した鈴木先生は、ソウのお母さんに報告の電話をかけました。

 

「ソウくんとレクトくんのトラブルの件です。実は、思い切ってクラスで話してみたんです。そうしたら……」

 

ひとりの生徒が手を挙げ、トラブルが起きた日のことを話してくれたそう。

 

「オレ、あのとき給食係で、話しかけても突っ伏したままで給食を取りに来ないレクトくんに腹が立って、ソウくんに相談したんです」

 

トラブルがあった日、給食係のお友だちの話を聞いたソウは、「体調が悪いのかも」とレクトに声をかけました。

 

「そうしたら、レクトくんがいきなり、ソウくんに殴りかかっていました」

 

お友だちはソウを助けようとしましたが、ソウは自分で防御したそう。

 

「ひとりの生徒の発言をキッカケに、みんなが証言してくれました」

 

鈴木先生の言葉に、お母さんは安堵の表情を浮かべるのでした。

 

 

鈴木先生の問いかけに、勇気を出して証言した生徒。レクトは教頭先生に、「ソウにいじめられた」と嘘をついていました。そのことで困惑していたソウにとって、お友だちの証言は、とても心強かったのではないでしょうか。同級生同士のケンカやトラブルをどのように解決するかは、先生によって対応が分かれると思います。「思い切ってクラスで話してみる」という判断をした、鈴木先生。このままトラブルが解決に進むことを願うばかりです。

 

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    マンガ家・イラストレーター愛すべき宇宙人

    中学生の長女、小学生の長男、アラフォー夫婦の4人家族です!日常のクスッとした笑いやホロリと涙するエピソードをInstagram(@aisubekiutyu_jin)からお届けしています。

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